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あぁバリ島の夜はふけて♪(おまけ)

シンガポールに戻らねばならぬのにあれこれ云々と理由をつけてバリ島に残った二日目。
またもやバリ島の夜に溶けてゆくのでありました。

シンガポールに戻らずホテルのプールサイドに陣地を確保して朝からずっと日向ぼっこをした。気温は日本とさほど変わらないけど日差しはやはり赤道直下のものだ。ギンギンギラギラである。

僕の左隣ではTバックの素敵なお姉さまがターンオーバーで身体を焼いておられ、右隣には巨人の如く立派に成長されたおばさまがいらっしゃる。どちらも写真をお見せできないのが残念である。

本日もホテルではアジア人を見かけることなく、ココはアジアなのにアウェーの如き感覚。誤解のないようにお伝えするなら、ホテルスタッフはもちろんアジア人だ。

朝からプールサイドで汗まみれになりながらゴロゴロし、昼過ぎには部屋に戻ってネトフリで二宮くんのドラマを見たら、少し早めの時間帯に予約してあるレストランへ向かった。歩くと遠いからフロントにタクシー呼んで貰ったら6万IDRと言われた。やはり安い。

店には予約時間より15分ほど早着したけれど、ドアマンは笑顔で案内してくれる。夕食には少し早い時間だから店内はガラガラで、どうやら本日の第一号のようだった。

店内は倉庫を改装したような造りになっていて凄く特徴的だ。既に予約でほぼ満杯だそうで、30分も経たないうちに店内はお客だらけになっていた。

先ずは泡を飲みながらメニューと睨めっこ。食べたいものは決まっているけれど、やはりメニューを見ると迷ってしまう。バリ島なのに値段は東京より高そうだ。ドレスコードについて事前に連絡があっただけの事はあるなって感じていたら、隣のアメリカ人は短パンにサンダルで座っていたww
メニューに並んでいる数字に後退りしそうになったけれど、シンガポールで食べると思ったら安いものだ!って理屈を即座に採択して好き放題にオーダーした。するとマネージャーらしき女性が挨拶にやって来て、『これくらいになるんだけれど、支払いはルピアか日本円か?』みたいな話をし始めた。どうやら支払を心配しているようだったので笑って追い返した。
どうも僕は日本人に見えないらしい。かと言って欧米人にも見えまい。まあ、お金持ちにも見えませんけどね。

お次はソムリエの女性が来てワインをどうするか聞かれる。彼女は南ア産のフルボディを勧めるのだけれど、僕は南ア産にトラウマがあるので却下、仏蘭西産マルベックにした。赤ではなく黒って呼ぶ人もいるクッキリしっかりのワイン。カベルネほどの渋味はない。

今宵はこれを初めからデキャンタしてゆるゆると飲ませて貰った。こうして今夜も静かに沈んでゆくのだ。

あぁ、バリ島の夜はふけて♪

明日こそはシンガポールに戻らなければ…

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