【訳詩】ペドロ・サリーナス ラファエル・アルベルティ

何と心が痛むことか! 君が逝ってしまったなんて
二度と会うことも出来ずに
会いたかったのに
友よ

アントニオは逝ってしまった そして
ミゲルとフェデリーコも逝ってしまった
今度は皆と一緒に君もまた
友よ

オレンジの木々の根元に座ってくれ
深い谷と河と一緒にある
幸せな朝が登ってくる
でも何と遠いんだろう 友よ

バルコニーから朗らかな君の声を聴く
道へ出て陽気に君の後についていく
君の声は夢の中にいるように僕に歌ってくれる
でも友よ 何と遠いんだろう 友よ

僕達のあの地は
望んだように良くはならなかった
僕達はあの地に何と多くのものを置いてきたか
何と多くを僕達はあの地へ与えたか 友よ

いつの日か共に立ち上がろう
あの哀しい場所で 一緒に
その間に オレンジの木々の根元で
深い谷と河が一緒にある場所で
僕の隣で休むんだ 友よ

幸せな朝が登ってくる
僕と一緒に座ろう 愛する友よ


歌詞:ラファエル・アルベルティ
音楽:エンリケ・リョペス

底本:
エンリケ・リョペスのホームページより
http://www.enriquellopis.com/canciones.es.shtml


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