100日間おなじ商品を買い続けることでコンビニ店員からあだ名をつけられるか 感想
書店でこの本を見つけた時の第一印象は「なんだこれ?」って感じでした。そのあと直ぐにこれは面白そうだと思い、買うことを即決しました。
内容はそのままタイトル通り、毎日コンビニでビスコ(お菓子)を100日間買い続け、店員さんからあだ名をつけられるか検証するお話です。
読んだ感想としては、すごく面白かったです。ページ数は普通ですが、文字数が少ないので2時間も掛からずさっと読めてしまえるのも良かった点です。
なにより、著者が検証を始めて直ぐに、毎日ビスコを買うお兄さんと認識され、気恥ずかしい思いをしてしまうところが、ものすごく共感できて読みながら笑っていました。
私も家の目の前にセブンイレブンがあってほぼ毎日通っています。ある時、漫画の単行本を買った時に店員さんから「この漫画面白いですよね」と声を掛けられ、めちゃくちゃてんぱってまともに返答できなかったことを思い出しました。
初対面の人でも普通にコミュニケーションは取れる方だと思っていたので、なんであそこまで恥ずかしがってしまうのか謎でした。
そこのコンビニの店員さんには、ほぼ全員に認識されていたようで、そのことを知った瞬間の私は、「終わった・・・もうこのコンビニには行けないのか…」という感想を抱いてしまいました。
何故なんですかね?たかが認識されていることを知ったぐらいで、こうまで恥ずかしくなってしまうのか、まったくわかりません。(;^ω^)
結局は、それからも通い続けて話したり話さなかったりとあいまいな感じです。そんなことからも、この本を読んで著者がだんだんと店員さんと打ち解けて日常会話を楽しんでいる様子が、羨ましく、また、自分もそう出来るようになりたいと感じました。
著者が最終的にあだ名を付けてもらっていたのかは、この本を読んで確かめてみて下さい。「人とコミュニケーションを取ることっていいなぁ~」とほっこりさせてくれます。
私も同じことをやってみようかなと考えている、今日この頃です。
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