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本を読む人だけが手にするもの 感想

読書をするだけで、ほぼ「10人に1人」の人材になれる

本書を購入した動機はたったこの一文に惹かれたからです。

私は正直言ってどこにでもいる平凡なサラリーマンです。特別なスキルがあるわでもなく、社会的意義のある仕事に付いてるわけでもありません。年収も会社員全体の平均ぐらい。

だから、少しでも特別になりたかった。特別な人と思われたかった。平凡な人生から抜け出すには、教養と知識を身に着けることが重要だと信じて本を読み始めました。

結果は直ぐにでて、自分でも変化に驚きました。仕事上のプレゼンテーションが劇的に上手くなったんです。資料を見ないで、聞いている人たちを見て話せるようになったし、論理的に分かりやすく伝えることができるようになりました。

他にも色々あるんですが、こんな感じで自分の変化と成長を楽しんでいたところに、冒頭の一文が見事にぶっ刺さったんです。「なに!10人に1人になれる!!!はい、この本買います」って感じで即決です(笑)

まずパチンコをするか、しないかと言う点が第一段階だ。
(中略)
パチンコは非生産的な行為だ。平気で非生産的な行為に時間を浪費する人に、時間に対するマネジメント能力があるとは思えない。
(中略)
時間のマネジメントができない人は、時間当たり創出する付加価値が低くなってしまうため、真っ先に労働市場から淘汰される。パチンコをするか、しないかと言う視点が最低限のレベルだというのは、そうした観点に立っている。

その次の段階は携帯ゲームをするか、しないかだ。
(中略)
時間のある時に息抜きで遊ぶぐらいであれば問題ない。しかし毎日のように、電車だろうが家だろうが四六時中やっているような人は携帯ゲーム依存症か、その予備軍と言っても良い。これも、時間に対するマネジメントの問題だ。
(中略)
これまでの2つの段階は、言わずもがなの最低限のレベルである。それだけで4人に1人の人材になれるのだから、いかに多くの人が時間をマネジメントできていないかがわかるだろう。

問題は、パチンコや携帯ゲームに浪費しない時間を何に当てるかと言うこと。それが第3段階の条件である読書をするか、しないかと言う視点になる。

21世紀型の成熟社会では教養が大事になるということ。その教養は、読書をすることなしに得られるものではない。そして何より重要なのは、パチンコをせず、携帯ゲームにはまらず、読書をするだけで「8人に1人の希少(レア)な人材になれる」ということになるのだ。8人に1人と言う事は、大雑把に言うと10人に1人の人材になれるということ。

その意味では、読書によって教養を身に付けるかどうかは、上位10%の階層に入れるか否かを決定づける要因になる。
本書より抜粋
toyokeizai.net

どうですか?10人に1人の人材になる条件、結構ゆるくないですか?パチンコは年々やる人は減っているし、ゲームも熱中するほどはまることはあまりないと思います。後は、本を読むだけ!!これだけです。楽勝ですね(笑)
今回の感想では、とにもかくにもまずは本を読むこと、これだけは伝えたいと思いました。

そのため、本書の重要なポイントである、何故本を読まなければいけないのか、読むことで何が身につくのかについては割愛させていただきます。
(決して手を抜きたいと思ったわけでは無いですよ(笑))
競争社会に生き残る人材になるための大切なことが、たくさん書かれています。

是非、読んでみてください。

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