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音を消して投げろ


パラリンピックに興味がなかったけどあるネット記事で気が変わった🍀

2大会ぶりの金メダルを目指すゴールボール女子日本代表のエース、欠端(かけはた)瑛子選手(28)(セガサミーホールディングス)の父は、元プロ野球・横浜大洋ホエールズ(現・横浜DeNAベイスターズ)の投手だ。落差のあるフォークボールを武器にした往年の姿は記憶にないが、娘もまた、「消える魔球」を身につけた。
視覚障害を伴う「先天性白皮症」。幼い頃は家で絵を描いて過ごした。盲特別支援学校高等部でゴールボールに出会い、「意外に自分は動けるんだ」と自信が芽生えた。 日本代表候補になると、父に公園に連れ出された。投球法や体の使い方などを教えられ、果ては「やるんだったら魔球を投げろ」。
 「そう、うまくいかないよ」。受け流そうとすると、さらに難しい課題を与えられた。全員が目隠しをし、ボールに入った鈴の音を頼りに守る競技なのに、「音を消して投げろ」。 東京大会に向け取り組んだのは、代表でできる選手がいなかった「回転投げ」。父譲りの恵まれた体をぐるりと回してボールを投げ、鈴の音を遠心力で聞こえにくくする「魔球」を磨いた。

パラリンピックが始まる前、ニュース番組で円盤投げのようにくるりと一回転して投げる選手が映っていた。不思議な投げ方だと思ったけどこんなストーリーがあったとは。

9/1 ゴールボール準々決勝 日本vs イスラエル NHK総合14:45~16:50

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