________つむぎ君との出会い
妻と結婚し、すず君を迎えた後の5年間はとにかく目まぐるしく
結婚式、新婚旅行、第一子、第二子の誕生、マイホームの購入・・・
気づけばあっという間の出来事でした。
そんな中、すくすくとデブ猫街道を歩んでいったすず君
そんな彼を見ながらふと、
「ペットロス」について考えることがありました。
早いと思われる方もいますよね。
猫の寿命も20歳を超えてきた現在において、すず君は5年しか生きていないんだぞ!
しかしその時の私にとってはこの「ペットロス」という単語は、それだけ考えされられる文言でした。
私はすずくんが大好きです。ずっと一緒にいたいのです。
でも与えられた時間は私とすずくんでは大きく違います。いずれは虹の橋を渡るすず君を下界から見送ることになります。
そんなときに私は耐えきれるのかと考えたら、多分無理だという結論に毎回たどり着いてしまいます。
その話を猫との共同生活歴の長い妻にすると
「猫との別れがつらいときはまた猫を飼うしかない。」
と言ってくれました。
妻もねこちゃんとの突然の別れを経験しています。
そんな妻からのアドバイスを聞いているうちに
(もう1匹猫が飼いたい。猫ちゃんを2匹飼っていれば、1匹が虹の橋に向かっていったとしても家族ともう1匹の猫ちゃんといることで乗り越えられる。)
と思うようになっていきました。
もちろん上記の理由だけではなく、元々結婚前に
「子ども一人産んだら猫一匹飼うから!。」
と冗談交じりなようで本気だった思いを妻から聞いていたのも
決めてになっていますが。
その後、転機が訪れたのはマイホームを購入したときのこと。
手狭なアパートから引っ越ししたことで2匹目をお迎えすることにも前向きになっていった私たち。
当時は第2子を出産して間もなかったこともあり、落ち着いたら2匹目の猫ちゃん探しを始めようと夫婦二人で考えていました。
1年が経ち、ようやく落ち着いてきたので私はそろそろいいかなと思っていましたが、妻は私より先に動いており、インターネットで子猫の里親募集サイトなどを調べては気に入った猫ちゃんの写真を見せてくる日々が始まりました。
しかし、大変申し訳にくいことに私はかわいいと思える猫ちゃんの条件があるため、なかなかいいなと思える猫ちゃんに巡り合うことができずにいました。
そんなある日のことです。
仕事中の私に妻からlineの通知がきました。
その内容は「おじさんの家に迷い込んだ子猫がいる。」とのことで動画が一緒に添付されていたのです。
データ通信が発生するためいつもはみませんが、猫なら話は別ですよね。
早速動画を見てみると・・・
一目ぼれでした。
先住猫と一緒に飛び回るその子猫に惹かれてしまいました。
まず顔がいい。そしてお目目の形がいい。あと動きが猫っぽくていい。
見たときはそんなことを考えていましたね。
この時の子猫ちゃんこそ、のちに「つむぎ」君と呼ばれるようになる猫ちゃんです。
すぐさまlineの返信に、「この猫ちゃん飼いたい。」と送り、後日顔合わせとなりました。
あとはとんとん拍子に事が進み、つむぎ君をうちで飼うことを決めました。
私にとって初めての多頭飼いとなりますが、この時は
(まあ何とかなるだろう!)
と軽い気持ちで考えていましたが・・・
やっぱり想像通りにはいきませんでしたね。
その話はまた今度掲載しますね。
すず君との別れを一人で抱えるのが嫌で2匹目を探し始めた私。
理由は不純かもしれませんが、つむぎ君と出会った今は、すず君とつむぎ君と離れたくなくなってしまい、どう長生きさせようかと考える日々を送ってます。
すずくん、つむぎくん
できるだけでいいので、長生きしてくださいね。
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