「今日、誰のために生きる?」 ひすいこたろう SHOGEN
「今日、誰のために生きる?」 ひすいこたろう SHOGEN 廣済堂出版(23/11)
~タンザニアのブンジュ村が教えてくれた幸せ~
YouTube「名言セラピー」のひすいこたろうさんが、書籍化した実話です。
アフリカにある、ブンジュ村。約200人が住む小さな村です。
アフリカのペンキアート「ティンガティンガ」を学びに行ったSHOGENさんが、この村と出会い、村人と共に生活し、生きる喜びを知っていく物語です。
「人間は自然から生まれてきた。だから、圧倒的な自然に包まれた時、人は人をゆるせるんだよ」
「子どもの前で失敗を隠すのはやめてね。失敗する大人を見るから、子どもは安心して未来を描けるのよ」
「日本人の血の中に流れる素晴らしい記憶を呼び起こしてね」
ある日、ブンジュ村の村長が言いました。
「この世が滅亡する時は、日本人に虫の音が聞こえなくなった時だよ」
日本人に生まれた恵みを、再確認できる書です。
■ポイント
◆「幸せの3ケ条」:当たり前は、巨大な幸せ:ハッピー習慣:気づくこと
・「ご飯が食べられることに、幸せを感じるか」
感謝の心を持って、丁寧に味わう
・「ただいまと言ったら、おかえりと言ってくれる人がいるか」
大切な存在への感謝
・「抱きしめられた、温かいと感じられる心があるか」
肌の触れ合いの大切さ、ヒトにもモノにも
◆「圧倒的な自然に包まれる」:五感を磨く 「身体」も「自然」
・「すべてを許すことができる心」
・「素足で大地を踏みしめる、空を見上げる、虫の音に耳を傾ける」
・「息を整える」:「一つひとつの所作や呼吸に意識を向けて味わう」
日常すべての行為と丁寧に向き合っていく 「中今」を生きる
◆「今日、自分のために生きる」:自分を大切に生きる
・「自分の心を満たす、自分のやりたいことをする」
・「自分を誇りに思う」
◆「諦める時間が来る幸せ」:真の休息の時間を得る
・「心の余裕」:休息、感謝の時間を持つ
・「無駄な時間を楽しむ」「今ここ」を楽しむ
「忙」は「心」を「亡」くした状態
・「何かしなければ」を思い過ぎ 「何もしないをする」
◆「あなたのことを、信じてる」
・「失敗も、人間らしさ」完璧を求めない
不完全なものを愛することを「愛」という
◆「愛が注がれたものしか、愛は与えられない」
・「自分自身を愛で満たしていれば、自分の行為の全てに愛が宿る」
◆「人を想う時間」
・「人の寝息、寝顔」
・「抱きしめるように話す」「体温を乗っけて伝える」
◆「感謝の気持ちを伝える」
・「想いを丁寧に伝える」
心の余裕が無いと、感謝できない
◆「歓喜する人間に」
・「自分の喜びに寄り添い、その喜びを素直に表現する」
「愛すること」と「感動を表現すること」
◆「虫の音を聞ける日本語」:日本人とポリネシア人
・「母音」を味わう言語、文化
「和える」と「混ぜる」
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