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劣等感を克服する

皆さまご機嫌いかがでしょうか。ヨガインストラクターで日本茶アドバイザーの まるやま ゆみ です。
私の文章に目に止めていただきありがとうございます。

スノビズム

私にとって、勉強というのは一つのコンプレックスです。

学歴とか、どの大学を卒業したのかとか。
どんな資格をもっているのか、それは国家資格なのかとか。
どんなスキルを持っているのかとか。

そんなことが気になって仕方がない。

スノッブ(snob)は、一般に俗物、またスノビズム(snobbism)は俗物根性と訳され、多くの場合「知識・教養をひけらかす見栄張りの気取り屋」「上位の者に取り入り、下の者を見下す嫌味な人物」「紳士気取りの俗物」といった意味で使われる。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

数年前にこの言葉を知った時、私には衝撃が走りました。

「まさに自分のことじゃないか。」

弱い犬ほどよく吠えるという言葉は聞いたことがあるでしょうか。
(ネットに「ことわざ」と書いてありましたが、恐らくことわざではないだろうと思います。)

私には学歴とか勉強とかに対してコンプレックスがあるから、その辺が気になって気になって仕方がない。

劣等感の原因

今までの人生でずっと引っかかっていることがあります。

大学時代はバイトと遊びに重点を置き過ぎて勉強を疎かにしました。
英語はいつまでたっても話せるようになりません。
手話の学習も中途半端に手を付けたまま進みません。
気象予報士になりたいけど微分積分が分からないからあきらめました。

もう二十年、三十年と経っているのに未だに心の中に引っかかっている。
潜在意識下にずっと残っているのだと思います。
ある時突然、顕在意識上に上がってきて、心をざらつかせます。

どうしてなんだろう。

ある時、ふと、これが根本の原因ではないかということを思い出しました。

行きたかった高校には親に反対され行けなかった。

そこは単位制の高校で、中学からそのまま進学する人だけでなく、様々な世代が集まる学校でした。

だから、普通に、廊下の片隅に喫煙場所(30年前には喫煙室という概念はありません)がありました。

今でもそうですが、私は人生の先輩から話を聞くのが好きです。

当時は意識していませんでしたが、直感的に、いろんな価値観に触れることで自分自身の精神を育てていきたいと思ったのでしょう。
本当に動物的勘で「ここに行った方が自分のプラスになる。」と思っていました。

母親はこれに反対しました。
謎の理由をいろいろ言われましたが、どれも筋の通らないものばかり。

結局、受験に対する意欲が一切湧かないまま受験を迎え、私は行きたい高校ではなく行ける高校に進学しました。

前進のきっかけ

こうして数十年が過ぎていったのですが、今年突然「引っかかってること全部やってみよう。」と思い立ちました。

去年、こう思うきっかけがあったんです。

中学生の頃、東京ドームを貸し切ってゴロゴロしたいという夢を持っていました。超絶くだらない夢です。
今でいうクラウドファンディングで資金を集めて、みんなで遊ぼうと思っていましたが、賛同者がいませんでした。

そりゃそうだ。

でも、去年突然それが叶ったのです。しかも、500円で。

東京ドームが解放されて、スポーツをしたりゴロゴロしたり自由にしていい日があったのです。

当日は大雨だし、ヨガの仕事もありましたが、とにかく行きました。どうせ小一時間もいれば十分です。
想像以上に大混雑でしたが小一時間楽しみました。

思い切って全部やってみる

この時、やはり中学時代に夢見ていた気象予報士の勉強もしてみたらいいんじゃないかと思いました。
で、ついでに引っかかってること全部やってみたらいいんじゃないか、と。

気象予報士に合格しなくても、知識があれば観天望気ができるようになったり、天気図が理解できます。実生活には、その程度の知識で十分です。

手話は、一緒にヨガを勉強している難聴者のAさんには、手話に興味があると話をしたことがあります。

そうしたら、今年突然、ヨガの先輩Bさんが手話の勉強を始めたと言い出しました。
それきっかけで本当に偶然、手話サークル的なものが出来上がりました。

日本手話と国際手話の勉強会情報をたくさんいただいたので、どれか参加したいと思います。

英語はラジオ英会話聞いてますけど、全然上達しませんね。勉強方法を変えます。
私の生徒さんに一人オランダ人がいるので、英語でインストラクション(とそれに関する話)ができるようにはなりたいのですが…。

大学時代に専攻していたのは社会学なのですが、今は基礎的な知識を勉強しなおしています。
新書を読むところから始めていますが、すぐ眠くなりますね。どうしたものか。

どこまでどうなるか、分かりません。
でも、コンプレックスに押しつぶされて、自分の人生を無駄にしてしまうくらいなら、とりあえずやってみたらいいんじゃないかと今は思っています。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
また、読みに来ていただけたら嬉しいです。
それでは。

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