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麻雀においてもスリーパー効果はあるのか?

結論

麻雀にもスリーパー効果はあると考えています。

その詳細や感情などを以下に綴っています。
少し長いかもしれませんが、読んでいただいた方のご感想お待ちしております。

経緯

この記事を書こうと思った発端は、以下の自分のツイートでした。

このツイートをした時は、
VTuberがなんかの大会をやっていて、私のTLを席巻していて。

ただ、VTuberに無頓着な私からしたら
「動く絵の人が麻雀を打ってて、それをMリーガーが見守っている構図の画」にしか映らなくて。

そこで得た気づきを忘れないようにとツイートしたのが経緯でした。

どのような気づきか?と問われると、
「社会でよく言われるスリーパー効果が、もしかしたら麻雀にも通ずるのではないか?」と言う、普遍的な気づきでした。

タイトルのスリーパー効果とは?

社会でよく言われる「何を言うかではなく、誰が言うか。」
英語にすると、「Ask not what he said. Ask who said.」に(一部)あたるものです。

この辺りについては、私は専攻者ではないので、
以下のNoteやWikipediaを読むと良いと思います。

本記事では、言葉の定義についての説明は割愛します。

麻雀におけるスリーパー効果とは?

さて、いよいよ書きたかった本題です。

前提

私は麻雀専用のSNSをやっていて、とても多くの方からフォロー頂いています。
それだけでも数が多いのに、様々な雀荘やゲストイベントなどに行くと、応援したい人が更に増えます。

フォローしている方たちは麻雀好きが沢山いて、その人たちが映像対局に出る際には、応援したり。
ゲストイベントでお会いしたプロの方がタイトル戦に臨んでいたり。
行きつけの雀荘のスタッフがリーグ戦や大会に出たり。

「麻雀活動を応援したい人」が、無限に近い感覚で、増え続けてしまう。

「応援」がどのように行われるかは別の記事にするとして。

「応援」について、平たく言うと「時間」や「労力」や「想い」や「お金」を相手に渡すことだと、私は考えています。

しかし、
それらは全てキャパシティがあり、有限です。

世の中において、何をするにも
キャパオーバーになったり、ライフバランスが崩れたりするリスクが付き纏います。

このリスクを鑑みた時に、
応援したい人がほぼ永久的に増え続けると言うのは、ほぼ持続不可能だと考えられます。

では、
有限であるリソースを有効的に使うための一つの解決策として。

永久的に増え続ける「人」にフィーチャーした応援の仕方を排除し、
あくまでも「競技」にフィーチャーした応援の仕方をした方が良いのでは?と考えました。

「競技」にフィーチャーした応援をするとして、
 それは、どんな人が対象になるんだろうか?という疑問が湧いたので、いくつか自分なりに考えてみました。

  • トーナメントで最後まで勝ち続けた人なのか?

  • リーグ戦を1位で抜けた人なのか?

  • 各団体のタイトル戦を獲った人なのか?

  • 麻雀AIの悪手率が0%の人なのか?

  • 自分と打ち手や選択が一致する人なのか?

上に挙げた以外にも、様々な見方はあると思いますが、
列挙してみた上で、
「このファクターってそんな重要視されてなさそうだな」と言う感覚を抱きました。

さらに、私個人的な感覚として、
麻雀ファンの心に動かすものは「競技」ではなく「人」寄りな傾向が強い のでは?という仮説が立ちました。

例え話をすると
私が、何かしらの手役を狙っていて、
それを誰かが後ろで見ていても
「そうするんだー」程度の感想しか抱かれないと思いますが、

例えば、魚谷さんや近藤さんや萩原聖人さんのようなプロ選手たちが
同様の選択をすると、誰かの活力になったり、感動を覚えたり、ドキドキワクワクをしたりするんじゃなかろうか?という所の差です。

そういった、
視聴者の情動をもたらすことが、「応援」に対する、1番のリターンだと思いました。

選手がどんな思考や狙いを持って、そういう選択をしたのか?
なども「選手の個性」に紐づく、相手への好奇心によるものだと思いますし、「個性」は「タレント性」と結びつくものです。

だから、麻雀においても、
「何を打つか、ではなく、誰が打つか」のファクターが強い
と言う考えに私は至りました。
つまるところ、 麻雀にもスリーパー効果はあるという結論に至りました。

そして、
「応援」をする上で、根底にあるのは、
「どこまで、誰に、関心を寄せるか」と言うところになるのではないだろうか?という仮説が自分の中で立ちました。

当たり前のことですが、自分が知らない人は応援できないのだから。

きっかけはなんでも良くて。
実際にお会いしたり、SNSきっかけだったり。

とても面倒なことですが、突き詰めると、応援者の立場として、
より充実した麻雀ライフをおくりたいのであれば、
他人にどこまで関心を寄せられるか?と言うところが大事な要因の1つと思います。

これを解として、逆の立場で、逆算して考えますと。

プロが「応援されたい」なら、
「関心を寄せられる」「興味を持ってもらえる」プロになるしかないということです。

そして
「麻雀で富や名声を得たい」のであれば、「応援される」しかない。
このループがプロとしてのポジティブサイクルに繋がるのではないでしょうか。

麻雀を競技として楽しむだけではなく、『専業プロ』として活動する上では、これらの視点で、戦略を組むことが大事だと思いました。

私はプロではないので、プロ目線の言及はこのくらいにして、応援する側の感想を以下に記載していきます。

『永久的に増え続ける応援』が業界に及ぼす効果

あくまで私個人の見解を前提にすると、

「応援している人の麻雀には興味を持つ」
「麻雀を打つほど応援したくなる人が増える」

と言うのは、ループになると思います。

しかし、先述したように個人のリソースは有限です。

だから、
それぞれが人生を破綻させない程度の割合で「応援」をしていくことになります。

その割合の中で、上記で挙げたループが、
Mリーグが提唱する「熱狂」を拡げると言うところに
直接繋がるんじゃないかと、私は捉えています。

このループが健やかに拡がることを、1ファンとして願っています。

自分の気づき

このツイートに至る上で、私自身気づいたことが2点ありました。

これまで私は、(どちらかというと)
麻雀プロが競技以外で活動することには懐疑的寄りの立場でしたが、
「麻雀を打たないお店で、麻雀プロがゲスト活動やっていても、長い目で見たらそれは熱狂に寄与するし、いいんじゃないかな?」
と思い改めたのと、

「オンレだろうがノーレだろうが、プロだろうが素人だろうが、強かろうが弱かろうが、魅力的なプレイヤーが業界の熱狂を拡げていくんだろうな」

と言う2点です。

2つ目について、
私はそんなタレント性持ち合わせていませんが、
私と同卓する人や私とFFの人の中には、
もしかしたら魅力的なプレイヤーがいるかも知れません。

だから、自分自身が麻雀を嫌いにならずに、
相手にも麻雀を嫌いにさせずに、
少しずつ熱狂を拡げていくために
私ができる範囲で業界に寄与できたらいいなという所から、

「麻雀コワイー!」となっていた自分の感情が少し落ち着きました。

まずは、
雀荘やゲストに沢山お金を落とすために、沢山働くぞ!

くだらない記事を、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

下書きなしで思いつきの殴り書きなので、気になるところあったら後で加筆修正します。

fin.

追記:

執筆ついでに見つけた、⇧の記事では「影響力」が大事と説いていました。
その影響力について「信頼感」が問われて、その信頼感は「言葉の力」によるものが大きくて、言葉の力は「人間的信頼」と「能力的信頼」が問われ〜….(ry

のようなことが書いてあり、興味深い内容でした。
ビジネスの領域で、心理学を扱うことが私個人として多く、本記事を執筆したことで学びを得ました。

ビジネスにおける心理学的なアプローチで記事が記載されているので、多くの方にとって有益な視点になるかと思います。
もし ご興味あれば、読んでみてください。

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