フリーランス活動5ヶ月目 支出入報告
おはようございます。イラストレーターの無印かげひと(@kage86kagen)です。
2020年も今日でラストですね。年末ではありますが、毎月恒例の「支出入報告」を粛々と行っていこうと思います。なお、10円単位は切り上げて報告します。
フリーランス5ヶ月目、2020年12月の収入は「約 ¥13,900」でした...!
......。悲壮感しかない。
月の収入が約1万円って、もはや食費すら払えない...。と、悲しみに暮れると思うかもしれませんが、実はそんなに悲観的ではなかったりします。その理由としては、来月に大きめの収入があるからです。
そんなわけで、以降から支出入の内訳を紹介していきます。
また、今月のちょっとしたコラムでは、「ストックイラストの中で最も稼ぎ時の『年賀状シーズント』で描いたほうが良いおススメイラスト」についてを紹介したいと思います。
こちらはストイラを行っている方向けの話になりますが、書き入れ時である年賀状シーズンではどんなイラストが売れやすいのでしょうか?実際に、売れ行きが多かった私のイラストも交えて紹介しますので、収入報告と合わせてぜひご参考ください!
☆報告内容
●収入部門
・お仕事の収入(個人依頼、クラウドソーシング等)
・ストックイラスト・その他
●自己投資支出部門
・購入した書籍
・新規ソフトインストールetc...
●コラム「年賀状シーズンに描いたほうが良いストックイラスト」
収入部門(約 ¥13,900)
●個人依頼 ¥0
先月に引き続き個人依頼での収入は今月も0円ですが、先月から2件ほどお仕事を頂いている最中なので、来月こそはこの項目に金額を載せることができそうです。
冒頭でお話した「今月は1万円しかもらえなかったけど大丈夫!」という理由は、このうち1件が来月納品で金額もそれなりに高いからです。
上手くいけば、来月の支出報告でお披露目できると思います。
●ココナラ(クラウドソーシングサイト) ¥2,500
残念ながら(というか個人依頼にかかりきりだったので)、今月のココナラでの収入は過去最低となりました。
先月は「12月は公開提案の応募に尽力するぞ!」と意気込んでいたものの、あまり採用されなかったため契約できたのはたった1件のみとなりました。
将来はココナラから卒業したいとは思いつつも、もはやココナラからの収入が大黒柱の1つとなってしまっているため、今月仕事に繋がらなかったのは素直に落ち込みました...。
ちなみに、今月お仕事した案件の内容は、
・塾の告知ポスター でした!
●クラウドワークス(クラウドソーシングサイト) ¥0
もはや放置気味になっているクラウドワークスさん。今月もこちらでの売り上げは0円です。公募については1件のみ応募しましたが、内容は「YouTube動画広告」でした。
少しでも収入を得たいという気持ちだったため、相場より低い金額でも構わず応募しましたが、残念ながら試作品製作の段階で落選となりました。残念...。
●ストックイラスト 約 ¥11,400
しかし、今月はストックイラストでの収入が大躍進でした!今月は、先月達成できなかった「1ヶ月で10,000円収入」をようやく到達することができました!
ここまで伸びたたのは、「年賀状のシーズン」が大きな理由です。10月~12月という季節は、年末年始の準備だったり、年賀状制作に必要なイラスト需要がグンと伸びるため、ストックサイトにとっては最も稼ぎ時なんだそうです。
「10月~12月には正月関係の素材を作ったほうが良いよ」という事前情報を掴んでいたため、これに素直に従い9月あたりからコツコツ投稿していまいた。これが功を奏したのか、今月の売り上げは今でのストイラ月収入の中で過去最高となりました。
以下は各サイトの収入内訳について記載しています。
・PIXTA 約 ¥5,100
・i stock 約 ¥1,200(こちらは11月の売り上げ)
・Adobe Stock 約 ¥3,600
・imagemart 約 ¥900
・イラストAC 約 ¥2,000
今月は、今年の夏に登録したばかりのimagemartにも頑張ってもらいました!枚数で見ると20枚以下の販売にはなりましたが、現在は期間限定キャンペーン中でのため、報酬単価が通常よりもアップしていました。美味しい。
参考程度ではありますが、「2020年2月から始めたストックイラストの売り上げ推移」についてのグラフを作ってみました。
一歩ずつではあるものの、月の売り上げは確実に上がっている様子です。このままコツコツ制作していけば、いつかは大きな不労所得を手に入れる事ができそうですね。来年も投稿を頑張っていきたいと思います。
というわけで、2020年12月フリーランス5ヶ月目の収入は「約 ¥13,900」でした!
自己投資支出部門(約 ¥6,000)
次は、今月の支出について報告します。
●書籍購入 約 ¥6,000
収入が無いからと言って、自己投資を疎かにすることなかれ。
今月は収入が寂しいものになりましたが、自己研鑽のための書籍は惜しみなく購入します。今月特に印象深かった本は、「illustrator2021」という書籍でした。
こちらは毎年1回刊行されているシリーズもので、多方面で活躍しているイラストレーターをたくさん紹介しているまとめ本になります。私はこういったまとめ本に目が無いので、毎年必ず購入しています。
他のイラストを見るということは、自分の見聞を広めるとてもいい機会になります。みなさんも時間があれば、こういったクリエイターまとめ本をぜひ読んでみてください。
コラム「年賀状シーズンに描いたほうが良いストックイラスト」
さて、今月のちょっとしたコラムでは、ストックイラストでよく売れた年賀状素材と、実際に売れた私のストックイラストを紹介したいと思います。
・思ったよりもシンプルなデザインの売れ行きが良かった
今年のストックイラストは、全体的に「シンプルな絵柄」のイラストの売れ行きが良かったです。
これは数年前から言えることですが、近年の売り上げの傾向としては「華やかでアクセサリーもりもり密集」イラストよりも「極力シンプルでデザイン性がある」年賀状が人気みたいですね。
実際、大手ストックサイトのPIXTA内において、「年賀状2021(PIXTA運営側が推奨しているタグ)」というワードで売り上げ順に検索をかけた結果、「色数が2~4色程度に抑えられたデザイン性があるイラスト」が上位を占めていました。
これに乗っ取って私も「ザ・シンプル」な年賀状イラストを作成したところ、案の定売れゆきが好調でした。その中でも下記のイラストが最も購入された1枚となります。
こちらははがきの年賀状素材...というよりは、サイトのバナー広告を意識したサイズ比率になります。年々はがきの年賀状の利用率が少なくなっている反面、こういった「ネットのバナー用のイラスト」などがよく売れているみたいですね。
こちらの背景には「和柄(これは入子菱という柄です)」を使用しています。これらは全てillustratorで作った素材のため、後ろの和柄のパターンを変えるだけで、いとも簡単に別パターンの素材を量産することが可能です。
和柄の中でも特に売れ筋がいい「市松模様」や「七宝柄」なども投稿した結果、これらのイラストも多数ダウンロードして頂きました。
年賀状素材を投稿される際には「和柄」を意識して制作されるといいかもしれませんね。和柄があるだけで日本らしさを感じることができますし、何より正月系の素材として汎用性が高そうです。
また、制作した和柄パターンを素材として自分のフォルダ等に保存しておくことにより、来年の年賀状素材を作る時にも使いまわしすることができます。
ということで、来年の10月~12月に向けて年賀系イラストを投稿しようと考えている方は、下記の内容を意識して制作してみるのもいいかもしれません。
・シンプルで汎用性が高いデザイン
・色は2~4色程度に抑えた作品
まとめ
いかがたったでしょうか?
今月の収入は目も当てられない額となってしまいましたが、来年1月には大きな案件の納品が待ち構えているので、そんなに悲観的になることもなかった月でした。
この案件なら、今月どころか来月も黒字になる見込みですが、月収をさらに”上乗せ”できるよう、元旦から営業活動を頑張っていこうと思います!
フリーランスになってから早5ヶ月、まるでジェットコースターのような落差ある収入が続いていますが、来年は高低差が少ないかつひと月の生活費を賄えるぐらいの収入を安定して稼げたらなと思います。
今年は大変お世話になりました!来年もよろしくお願いします。
それでは、よいお年を!
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