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SNS以外で仕事をもらう方法[初心者イラストレーター向け]

こんにちは!MVを作っている動画クリエイター兼イラストレーターの
無印かげひと(@kage86kagen)です。

今回は、「SNS以外で仕事をもらう方法[初心者イラストレーター向け]」について紹介します。

主に初心者イラストレーター(これから目指す方、成り立ての方、なって1~2年の方)向けに説明しますが、その他クリエイター系でも役に立つかもしれません。

・SNSで頑張って活動しているのに、仕事がもらえない、依頼の声がかからない
・SNS以外で仕事をもらえる場所はあるの?

などなど、「SNSにしか仕事が無い!」と思い込んでいる方はぜひご参考ください!


”SNS以外で仕事をもらえるの?”

今回の記事タイトルを見た人の中には、もしかするとこう考えた方も多いと思います。

「ん?SNSって、仕事をもらうための一つの手段でしかないよね」
「SNSのみで営業から仕事まで完結できるの?昔は考えられなかったなぁ」
「どうしてSNSに拘るの?」

…などなど。

SNSが普及していない、または普及し始めの頃から社会人として働いている方なら、上記のような疑問を抱く方が多いかもしれません。これは単純に、その時代は”SNS以外の方法・手段”で仕事をもらっているからです。

しかし、世はまさにSNS時代。SNSが生活や仕事に浸透している時代です。
そのため、XやYouTube、pixivといったSNS上のみで、営業→仕事→完結までもっていくこともかなり多くなっています。

特に、物心ついたころからTwitter(X)などといったSNSに触れていた方(10代~20代前半)であれば、「逆にSNS以外で仕事をもらうにはどうすればいいの?」という疑問を持つ方も、もしかすると少なくないのかもしれませんね。

この現状に加えて、ネット上や書籍では
「自分のイラストで”いいね”をたくさんもらう方法!」「自分のイラストをSNSで拡散してもらうためには?」「SNSで依頼をもらう5つのやり方!」といったように、絵描きの道を進む方に対して「SNSありき」で仕事や評価の獲得方法をレクチャーされる方がたくさんといます。

そしてこれに伴い、「SNS以外で仕事をもらえる場所」について教えてくれる方は年々減少していっているようにも思えます。


イラストに関する仕事・依頼をもらいたい!
でも、SNSで募っても一向に仕事をもらえない...。

という状況の方は、まずは「イラストの仕事はSNS以外にもあるよ」という気づきを得る事がとてもとても大事です。


SNS以外で仕事をもらう方法

では、SNS以外で仕事をもらう、または仕事に繋げるための場所や方法は、どういったものがあるのでしょうか?
思いつく限りのものを箇条書きで書いてみましたので、ぜひご参考ください。

●SNS以外で仕事をもらえる場所・機会の一例 (9選)
(主にイラストレーター向けに選抜していますが、その他クリエイター業にとっても参考になるかもしれません)

  • 求人サイトや転職エージェントサイトから探す
    (リクルートエージェント、フリーランスエージェントなど。
    この場合だと、会社に所属するタイプの「会社員イラストレーター」という働き方になる場合が多い。)

  • クラウドソーシングに登録し、自身のスキルを活かしたサービスを提供する
    (ココナラ、クラウドワークス、SKIMAなど。サイト内で自身のスキルを販売するタイプ。調整面やトラブル発生時の対応においてはある程度ラクだが、対価として売り上げの一部が手数料として徴収される(サービス運営料として))

  • フリーランスエージェントに登録する
    (フリーランスイラストレーターとして働く方向け。「フリーランス側」と「発注者側」とで仕事をマッチングしてくれる、いわゆる仲介サービスサイト。営業から契約締結までサポートしてくれるところが多い。)

  • ポートフォリオサイトやブログサイトを運営する
    (そこから作品を見てもらい、発注者から連絡をもらうというパターンもある。
    「ポートフォリオ」を作るという目的なら、Xやpixivでも代用可能だが、自身でサイトを立ち上げそこに作品を並べる事によって、「自分はマジでイラストで食っていくんだ!」という本気度、信頼度を依頼者側に伝える事ができる)

  • イラストレーターを募っている会社に問い合わせる、または作品を持ち込む
    (出版社、Web制作会社、ゲーム会社などに思い切って問い合わせ、自分の作品を持ちこんで売り込む。余談だが「持ち込み」と聞くとどちらかというと漫画家の印象がある)

  • 個展を開く、または展覧会に参加する
    (作品が目に留まって仕事に繋がる可能性もある)

  • コンペ(コンテスト)に応募する
    (最優秀賞に至らずとも、入賞で発注者から声がかかった…という方もいる)

  • 知人から紹介してもらう
    (いわゆるコネやツテ経由。それがあれば苦労はしないのだが…)

  • ストックサイト
    (あらかじめ自分で制作した「イラストや動画」等を専用サイトに投稿し、DLしてもらうごとに報酬をもらうことができる仕組みのサイト。
    主に写真家やイラストレーター、映像クリエイターが活用している。
    その作品を見て作家に直接連絡→仕事に繋がるという事象も多い。
    自分の作品を販売しつつポートフォリオにもなりうるという一石二鳥な仕組みだが、登録したての内は想像以上に販売されないので、あまり夢を見過ぎてはいけない)


上記以外にも考えれば考える程様々な手段ありますが、有名どころでいうとこれらが仕事獲得に繋がりやすい手段だと思います。
これに加えて、「SNSで仕事を募る、営業をする」という方法があります。
(SNSは仕事を獲得するための一手段…ということです)

SNSがすべてではないんだよ…

ちなみに、筆者はフリーランスとして約4年ほど活動していますが、現在の仕事の獲得先を先ほどの方法で当てはめてみると、下記のような感じになります。(実践や体験したもののみ記載します)

・クラウドソーシング→6割
・ポートフォリオサイトからの問い合わせ→3割
・イラスト展覧会に参加(2回参加)→仕事に繋がらなかった
・コンテストに応募(4回応募、うち1件は最優秀賞)→仕事に繋がらなかった (最優秀賞を取ったとしても!)
・知人から紹介→なし
・ストックサイト→仕事に繋がらず (7,000点以上登録しているけどストックサイト経由で未だに仕事をもらったことがない)
・SNS(X)から依頼→1割 (インスタは仕事相談なし、pixivでは複数相談があったが条件が合わず見送り)

こう見ると、SNSを通じて仕事や相談をもらったのが、私の場合は全体におけるおよそ1割程度ということになります。
今では、おかげさまでXのフォロワー数が1,200人ほどにまでなりましたが、これはSNS以外での仕事がきっかけのフォローしてくれた方が大半になります。

※補足
筆者はイラストレーター(半年)→イラストレーター兼動画クリエイター(3年)として活動しています。


結論「SNSは仕事をもらうための一手段でしかない」

これまでの内容を振り返ると、「SNSは仕事をもらうための一手段」でしかないということがお判りいただけたんじゃないかなと思います。

今の時代、イラストレーターにとってはSNS上での活動が「仕事の生命線」と思われがちですが、必ずしもそういったわけではありません。

そのため、「SNS上でイラストの依頼が来ない」、「SNS上で自分のイラストがあまり評価されない(”いいね”されない)」と悩んでいる方は、引き続きSNSは運営しつつも、先に挙げたそれ以外の場所で仕事に繋がる活動を行ってみてください。
もしかすると、単純にSNSでの営業が自分に合わず、それ以外の場所が自分に適していた→結果的に仕事に繋がった、という場合もあります。
(言うても、SNSはSNSでメリットがあるので、SNSを運営しつつやるのが今の時代ベストかもしれない)


もし、本記事を通じて「SNSしか仕事をする場所がない!」という考えから「それ以外の場所でも仕事をもらう手段があるんだ!」いう気づきに繋がることができたなら、それだけでもこの記事は役に立てたんじゃないかなと、筆者は嬉しく思います。


最後までご覧頂きありがとうございました!

それでは!


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