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秋のおわりに リンゴとサツマイモのケーキ (レシピ付き)


リンゴとサツマイモがあったのです。
ふと、思い立ったいきおいで…


こうなりました。
秋のおわりに味わいたい、素朴なケーキ!


上にはざっくりクランブル、ケーキ生地にはたっぷりリンゴとサツマイモ。
サツマイモは弱火でじっくり蒸して甘みをひきだし、リンゴは炒めて使っています。
今回はひと手間かかるレシピだけど、その価値はあるはず。


リンゴとサツマイモのケーキ (15cm丸型1台分) 
リンゴ・小サイズ1個
サツマイモ・小〜中サイズ1本 (リンゴの重さと同量程度)
レモン汁・大さじ1
無塩バター・小さじ1
シナモンパウダー・小さじ2分の1

ケーキ生地の材料
卵・1個
砂糖・40g
塩・少々
サラダ油・50cc
薄力粉・100g
重曹・小さじ2分の1弱
(卵は冷蔵庫から出して室温に戻しておく)

クランブル生地の材料
薄力粉・40g
砂糖・20g
無塩バター・20g
(クランブル生地の材料は使う直前まで冷蔵庫で冷やしておく)

仕上げ用の粉砂糖・適量

ケーキ型にオーブンシートを敷いておく
ケーキ生地用の薄力粉と重曹を合わせてふるっておく
オーブンを180℃に予熱する

  1. サツマイモをよく洗い丸ごと蒸し器に入れ、弱火でじっくり蒸す。
    串がスッと通る固さになったら蒸し器から取り出し冷ます。
    厚さ1cmほどのいちょう切りにする。
    細いサツマイモなら輪切りや半月切りなどで大きさを調整してくださいな。

    2. リンゴはよく洗い、6つ切りにして厚さ5mmほどのいちょう切り、レモン汁をかける。 フライパンを熱し無塩バターを溶かしリンゴを炒める。余分な水分が飛びしんなりしてきたらシナモンパウダーを加えて混ぜ火を止める。

    3. クランブル生地を作る。材料をすべてボウルに入れ、バターと粉がなじむよう指先で手早くすり混ぜる。今回はザックリ大きなクランブルにしたいので、バターと粉がなじんだら生地を手のひらでギュッと押し付けて板状のかたまりにする。冷蔵庫で冷やしておく。

    4. ケーキ生地を作る。ボウルに卵をほぐし砂糖を加えて混ぜ、塩少々を加えて混ぜる。油を少しづつ加えながら白っぽくどろっとするまでよく混ぜる。

    5. 合わせてふるっておいた粉類を加えゴムヘラでさっくり混ぜたら、サツマイモとリンゴを加えて全体を混ぜ合わせる。

    6. 型に入れ、10cmほどの高さから3~4回型を落とし空気を抜く。冷蔵庫からクランブル生地を取り出し、かたまりをボロッとくずして生地の上に載せる。 180℃のオーブンで約60分焼く。表面においしそうな焼き色がついたら、焦げないようにアルミホイルをかぶせて焼く。串を刺して生地がついてこなければ焼き上がり。

    7. 型から外して冷まし、冷蔵庫で一晩おく。
    粉砂糖をふってできあがり。
    おつかれさま! あとはおいしく召し上がれ〜。


    生地に洋酒を加えてもよし
    使用する砂糖はグラニュー糖でも上白糖でも
    重曹ではなくベーキングパウダーを使う場合は小さじ1で
    仕上げの粉砂糖をふるタイミングは溶けないタイプのものなら
    ケーキが完全に冷めた後にふっておいても大丈夫
    普通の粉砂糖は次の日切り分ける前にふる


一晩冷蔵庫におくことで生地がしっとり、冷たく冷えたリンゴやサツマイモ、クランブルのザクザクした食感… 最高!

リンゴを使ったケーキやパンを作るとき、私は炒めて使うのが気に入っています。
そうすると生地を焼いているときにリンゴから余分な水分が出ず、仕上がりがベチャベチャになるのを防げるから。うまみも濃縮される気がするので欠かせないひと手間です。

秋のおわりに、と書いたけれど冬でもまた食べたいな、このケーキ。


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