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irAEアトラス(総論)メモ帳
オプジーボの非小細胞肺がんにおける副作用としては、間質性肺疾患、甲状腺機能異常、肝機能障害、infusion reaction、大腸炎•重度の下痢が多い。
また発現時期の中央値は2ヶ月付近で多いが、バラツキも多く、癌種によっても異なっている。
重篤化を防ぐためには、なるべく早期に発見することが必要であり、患者さんや家族への教育が大切。
irAE発現時は適正使用ガイドの「有害事象の対処法アルゴリズム
テポチニブ、カプマチニブ
METは浸潤性増殖(invasive growth)として知られる複雑な過程を媒介する。
MET 遺伝子エクソン 14 スキッピング変異とは
MET遺伝子エクソン14領域にはCBLを介したユビキチン化とMETタンパクの分解に重要な部分を含んでいる。(チロシン1003)
肺腺がんの3%に認められるそう。また他のドライバー変異とは相互排他的な関係にあるが、MET 遺伝子増幅は高頻度に伴う。
肺癌薬物療法(Ⅳ期)-ALK陽性
ALK-TKIの種類
各TKI比較試験において、クリゾチニブ単剤療法は現在推奨されていない。
一次治療において、PS 0-1ではアレクチニブ、ロルラチニブ、ブリグチニブが推奨されているが、特に強く推奨されているのはアレクチニブである。
PS 2-4ではアレクチニブが推奨されている。
ALK-TKIの主な副作用
共通事項としては頻度は異なるが間質性肺炎には注意が必要である。
服用時点の食事との
肺癌薬物療法(Ⅳ期)ーEGFR陽性
肺癌薬物療法(Ⅳ期)ーEGFR陽性一次治療【common mutationの場合】
(エクソン19欠失またはL858R変異陽性)PS0-1
単剤ではオシメルチニブが推奨
その他以下
ゲフィチニブ+カルボプラチン+ペメドレキセド
エルロチニブ+VEGF阻害薬
ダコミチニブ単剤
ゲフィチニブ、アルロチニブ、エルロチニブ
PS2
ゲフィチニブ、エルロチニブのいずれかを推奨
ゲフィチニブ+カルボプラ
肺癌薬物療法(〜Ⅲ期)
切除可能
I-IIの術前プラチナ併用しない
ⅢA術前ケモラジ弱く推奨
I-IIA完全切除腺癌に対しUFT推奨
I-IIA完全切除非腺癌に対しUFT弱く推奨(腺癌に比べるとHR高い)
Ⅱ-ⅢA完全切除例に対しCDDP+VNR、CDDP+PEMが推奨
Ⅲ期
Ⅲ期の切除不能非小細胞癌ではケモラジ推奨、ただしPS0-1
→プラチナと第三世代以降の細胞障害性抗癌薬の併用が推奨
レジメンはCP(カルボ、