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命の尊さ

わたしの姉は子供の頃、20歳まで

生きることができないとお医者様に

告げられました。


今年で50回目の誕生日を迎える

ことができました。


お姉ちゃん、精一杯毎日を生きて

くれてありがとう。


その姿がわたしに勇気と希望と

生きる力を与えてくれています。

父は、癌で余命幾許も無いと

分かっていても、放射線治療や

抗がん剤の痛みにも必死に耐え、   

一切の弱音や辛さを見せず、

最後まで父の威厳を保って

くれました。
 
お父さん、強さの中にも優しさや

愛があることを教えてくれて

ありがとう。

 

母は、癌が分かったとき余命1か月

持たないと宣告を受けました。


母はそこから必死に生き抜いて、

一年半後に旅立ちました。


それまでの期間、わたしの人生に

おける大切な気づきや学びを与えて

くれました。


お母さん、素晴らしい生き様を

ありがとう。




わたしは、小学5年生のとき、
お医者様から

「お嬢さんは今夜が峠です。
 覚悟しておいてください」

と、家族が宣告を受けています。



あれから何十年か経ちますが、

こうして生きています。



普段は生きていることに疑いもなく、

死はいづれくるものだと分かって

いても、意識することなく日常を

過ごしています。



肉体を持って生きているからこそ、

痛いとか、おいしいとか、苦しい

とか感じられる。


死を身近に感じることがないと、

つい雑に生きてしまいがちだけど、

たまにこうして思うことで気持ちが

新たになる。



もっともっと大切に生きよう。

生まれてきた喜びを
かみしめるために。



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