かがやくサイエンス🧪

中学生・高校生に、もっと理系分野に興味をもってほしい!様々な分野にチャレンジしてほしい…

かがやくサイエンス🧪

中学生・高校生に、もっと理系分野に興味をもってほしい!様々な分野にチャレンジしてほしい!そんな思いで、日々の学びや進路選びにプラスになる情報を東邦大学からお届けします。 ワークショップなどのイベントも開催🥼 ≫ https://lit.link/kagayaku2023

マガジン

  • 研究者に聞いてみた🎤

    東邦大学内の研究者へのインタビュー集。普段なかなか触れることがない、大学で行われている研究について、カジュアルに知れるマガジンです。

  • ワークショップの舞台裏🤫

    中高生が理系分野に関心をもてるよう、イベントや発信活動をしている私たち・かがやくサイエンスの裏側、お見せします…!

記事一覧

大学内のかがやきを見つけて届ける #未来のためにできること

大学で働くようになって、「もったいない」と思うことが増えた。私の目に映る大学には「もったいない」があふれている。 世界の共通語でもある「MOTTAINAI」、辞書には「…

【募集開始】人気の中高生の保護者向けワークショップ、今年も開催いたします!

こんにちは、東邦大学内のプロジェクト・かがやくサイエンスです。東邦大学は、女子中高生の理系進路選択を応援しています。 この度、特別講座として、中高生のお子さんを…

夏休みにぜひ!大学の研究者に聞いたおすすめ自由研究テーマ

夏は、研究。夏休みも中盤ですが、自由研究は順調でしょうか。 夏休み前から決めていたテーマを着々と進めている人、実験はしてみたけれどどうやってまとめたらいいか分か…

高校生向け実験講座を、オーダーメイドでつくる|文京学院大学女子高校とのイカの解剖講座の場合

高校生が、大学レベルの教育研究に触れる機会をつくり、生徒一人一人の能力をのばすために高校と大学が連携して教育することが求められています。 東邦大学理学部も、千葉…

環境汚染から地球を救うかもしれない小さなヒーロー・イワムシとは?

「飼育し始めてすぐは結構警戒心が強くて、人の気配があるとすっと隠れたのですけど、慣れてくると構わずに出てきます。乾燥ワカメ、あげてみますか?」と見せてくださった…

イベントフライヤーを作るためのポイントとは-ワークショップの舞台裏❷

イベント告知用のフライヤーを作るのは、服のコーディネートをするような作業かもしれません。そのイベントがより魅力的に見えるような方法を考えて、形にしていきます。 …

植物の多くが、菌と一緒に生きているって知っていますか?-植物と菌根菌の関係

突然ですが、陸上の植物は、菌と一緒に生きているって、知っていますか?筆者は、今回のゲストである下野先生に教えていただくまで全く知らずに生きてきたので、すっごく驚…

効果的な告知とは?―ワークショップの舞台裏❶ 

ワークショップの「告知」とは? わたしたちは、ワークショップの開催のたび、参加者募集の告知をしています。 代表的なツールは「チラシ」です。 PDFファイルにして、市…

年度がわり

暖冬だから桜は早いだろうと思っていたら、4月にはいってからの開花&満開となりました。 昔の桜はこんな感じに、4月になって咲くのが普通でしたよね。入学式(4月8日…

大学内のかがやきを見つけて届ける #未来のためにできること

大学で働くようになって、「もったいない」と思うことが増えた。私の目に映る大学には「もったいない」があふれている。 世界の共通語でもある「MOTTAINAI」、辞書には「そのものの値打ちが生かされず無駄になるのが惜しい」と書かれている。食べ残しや資源のむだづかいのイメージもあるが、私の場合はよく人に対してこみ上げる。 大学では、学生が講義を受けている。その裏側で、まだ世界のどこにも答えがない発見をしようとたくさんの研究が進められている。キャンパス内に並ぶ研究室のドアひとつひ

固定された記事

【募集開始】人気の中高生の保護者向けワークショップ、今年も開催いたします!

こんにちは、東邦大学内のプロジェクト・かがやくサイエンスです。東邦大学は、女子中高生の理系進路選択を応援しています。 この度、特別講座として、中高生のお子さんをもつ保護者向けのワークショップの開催が決定いたしました!こちらは昨年度、2度開催し、大変ご好評をいただいた講座となっています。 参加対象は、中高生の子をもつ保護者の方。このイベントは JST 女子中高生の理系進路選択プログラムの一部ですが、お子さんの性別に関係なく参加を歓迎しています。ぜひご参加ください! 保護者

夏休みにぜひ!大学の研究者に聞いたおすすめ自由研究テーマ

夏は、研究。夏休みも中盤ですが、自由研究は順調でしょうか。 夏休み前から決めていたテーマを着々と進めている人、実験はしてみたけれどどうやってまとめたらいいか分からない人、そもそも調べたいテーマが見つからない人、いろいろだと思います。 わたしたち「かがやくサイエンス」は、理系の総合大学・東邦大学内のプロジェクトなのですが、大学には研究者がたくさんいます。自由研究の悩み事は、プロである研究者に聞いてみるのが一番のはず。という訳で今回は、研究者である大学の先生方に「先生の専門分

高校生向け実験講座を、オーダーメイドでつくる|文京学院大学女子高校とのイカの解剖講座の場合

高校生が、大学レベルの教育研究に触れる機会をつくり、生徒一人一人の能力をのばすために高校と大学が連携して教育することが求められています。 東邦大学理学部も、千葉県立の8高校、私立4高校と高大連携協定を締んで、生徒さんたちに自然科学の講義や実験を提供しているところです。一口に高大連携と言っても、学校ごとに参加人数や講座の位置づけ、使える時間など、1校1校希望が異なるのが難しいところ。事前の打ち合わせの中でできること・できないことなどを互いにすり合わせる中で、できるベストな講座

環境汚染から地球を救うかもしれない小さなヒーロー・イワムシとは?

「飼育し始めてすぐは結構警戒心が強くて、人の気配があるとすっと隠れたのですけど、慣れてくると構わずに出てきます。乾燥ワカメ、あげてみますか?」と見せてくださったのは、研究対象にしている生物・イワムシでした。 今回のかがやくサイエンスは、東邦大学理学部 生命圏環境科学科 環境分析化学研究室の齋藤 敦子先生をゲストにお迎えしました。齋藤先生は、干潟に住む細長い生物・イワムシを調べています。イワムシは、干潟の底に含まれる高濃度の環境汚染物質を取り込み、常識をくつがえす速さで分解も

イベントフライヤーを作るためのポイントとは-ワークショップの舞台裏❷

イベント告知用のフライヤーを作るのは、服のコーディネートをするような作業かもしれません。そのイベントがより魅力的に見えるような方法を考えて、形にしていきます。 かがやくサイエンスの活動でも、これまでに学内外で行ってきたイベントごとにフライヤーをつくり、参加する方を募るなどしてきました。これまでに「作ってみてください」と任せていただいて作成したイベントフライヤーは、うれしいことにお褒めの言葉をいただくことが多いです。 今回は、デザインする際に何を考えてフライヤーに落とし込ん

植物の多くが、菌と一緒に生きているって知っていますか?-植物と菌根菌の関係

突然ですが、陸上の植物は、菌と一緒に生きているって、知っていますか?筆者は、今回のゲストである下野先生に教えていただくまで全く知らずに生きてきたので、すっごく驚いたんですよね。 今回のかがやくサイエンスは、東邦大学理学部生物学科 植物生態学研究室の下野綾子先生をゲストにお迎えしました。下野先生は、高山帯の植生変化を捉えたり、全国的に減少している里山の草原で、植物の繁殖や発芽の特性を調べたり、植物と密接な関係のある菌類などを調べたりしています。 「生物学の中でも、やっぱり動

効果的な告知とは?―ワークショップの舞台裏❶ 

ワークショップの「告知」とは? わたしたちは、ワークショップの開催のたび、参加者募集の告知をしています。 代表的なツールは「チラシ」です。 PDFファイルにして、市内中学校などにお送りして、生徒さんや保護者の方々に配布してもらうのに適しています。 また、ポスターに拡大して、市内の図書館など、公共の場所に掲示します。 効果的なチラシ・ポスターをどう作るか? これには、ちょっと頭を悩ませました。 わたしたちのような「学校関係者」がチラシを作ると、どうしても「真面目」なも

年度がわり

暖冬だから桜は早いだろうと思っていたら、4月にはいってからの開花&満開となりました。 昔の桜はこんな感じに、4月になって咲くのが普通でしたよね。入学式(4月8日)に桜満開、というのが春の定番だったのです(昭和レトロな話ですが…)。 入学式、入社式、人事異動、歓迎会、3月もイベントいっぱいでしたが、4月のイベントは、花の開花と一緒にやってくるイメージがありますね。 1年目から2年目に 私たちが1年間活動してきた「女子中高生の理系進路選択支援」の活動、1年目を終えて、2年目