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手術に向けて、考えるよりも先に予定が動いていく

手術に向けた準備(検査)の記錄

手術前検査の記錄 全部覚えている訳ではないけれど、覚えているものだけどんなことをしたのか、体調もふくめて記録。———————————————————————

●採血:いつもの採血だけど、6本くらい取られた気がする。びっくりした。いつもは1年に1回の採血だけど、不妊検査を始めてから採血の頻度が増えた。この半年くらいに数回は経験したので慣れてきた。

●呼吸機能検査:管に向かって指示の通り息を吐く。感覚がつかめたら普通に出来た。 

●骨シンチ:
核医学検査という紙と骨シンチに関する説明文書を事前に受け取っていた。どうやら、体内に薬を投入して悪いところをより映しだす検査らしい。核を扱う場所であることが扉に書かれた空間に入って行くのは少し怖かったし、注射されるものも怖かったけど特に体に変化はなし、30分ほどかけて画像を丹念に撮って検査は終わった。

●CTスキャン(造影剤あり):
造影剤は、卵管の検査をする時にも使った。わたしは片方の卵管が少し狭かったこともあり痛かった。が、今回は注射される造影剤。

注射をされると、体が熱くなります。とは言われていたが、確かに体が熱い!熱が出たとかの熱さではない。体の表面にちかい体の内部が一気に熱くなる感じ。
検査は、機械を通じて行われる指示にしたがって息を吐いたり止めたりするだけのもので特に難しいこともない。が、熱い。暑いでなくて熱い。

撮影が終わった後、舌がかゆくて、耳のなかもかゆいことを訴えたところ、少し赤くなっているとのことだったので、痒みを抑えるぬり薬を塗ってもらった。しばらく近くで待機して問題があれば再度来る様にいわれる。水を沢山飲む。少し落ち着いてきたので帰宅。

●麻酔科の説明、歯科医師による説明:
手術に向けて麻酔の説明。私は、下半身麻酔であることが事前に知らされていたので下半身麻酔に関する説明する。麻酔の手順やどういう状態で起きることになるのか、等がビデオで丁寧に説明されていく。
その後、麻酔科の医師から改めての説明と質疑など。 麻酔が効かないということはあるのか、どうやら麻酔を導入するのが背中からなのだが、痛みはどうなのか、など。
背中からの下半身麻酔は局所麻酔をしてから下半身麻酔用の麻酔をするそうで、痛みは局所麻酔の時の方がチクっとするとのこと。

 歯科医師かによる口内チェックと手術に向けた歯みがき等の指導。口内の衛生状態を保つことが手術におけるリスクも減らすらしい。ここで、通常の歯磨きだと汚れは6割しか取れないという事実を聞き愕然。歯間ブラシ等必ず使うよう推奨された。 また、食事が終わってすぐのハブラシも良くないとのこと。知らなかった・・。

 とにかくこの日は推奨されたブラシ型の歯間ブラシを買って帰った。

●手術方針とリスクに関する説明:

 手術は、経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)という方法で行なわれることになった。多くの場合、この方法で行うらしい。 皮膚の切開はせず、尿道を介して行うもの。なので下半身麻酔にのみになる。

 基本は、カメラで見ながら該当部分を電気メスで切り取る方法。もし病理を削る中で、病理が思ったよりも浸潤していた場合や稀に、削っている間に膀胱の壁を突き破ってしまう場合がある。その場合に輸血を行うことについての説明と承諾をした。

 じつは、手術の1ヶ月後に旅行を控えておりその取り消しをするかについても悩んでいたが、医師曰く激しい運動をしなければ基本は問題ないことが伝えられた。良かった。 手術の前日に入院、術後5〜6日で退院という短いスケジュールであった。

入院に向けた各種調整の中で、周りに感謝

 手術日が決まった。会社にも伝えた。 手術前最終出社日に向けて各種業務調整。どうしても帰りが遅くなってしまう日もあったが、無理しすぎない様に回りもサポートをしてくれた。 また、人事に各種手続きについて相談した際にもとても手際よく準備を進めていただいた。普段の業務の中では頼りないことがあっても、しっかりした会社に勤めているんだなぁと改めて感じた次第。

 内定を頂いている会社にも今回のことを報告。 医師の見立てでは、深刻な状況でないということだが、目で見たものと病理がかけ離れることは十分にありうるので、その場合には内定について相談をさせていただきたい旨相談をしたところ、

 まずは体調を第一に、治療が成功することを祈っているので落ち着いたら連絡を、とお返事をいただいた。

 内定取り消しもありうると思っていたので、このようなお返事に驚いた。ありがたい。

 入院へ続く。

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