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ラボ日記(令和5年10月6日)まちづくり分野のWGを実施しました。

令和5年10月6日(金)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約25名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab

 本日は、かがわDX Labにおけるまちづくり分野の研究項目「DXによる中心市街地のプロムナード化WG」のタスクチーム別WGを開催しました。

《ウォーカブルタスクチーム》では、どういう仕掛けがあれば、「歩くのが楽しい」「歩きたくなる」と思えるのかということについて、活発な議論が行われました。
タスクチームのメンバーからは、さぬきうどん食文化に着目し、うどんを食べながら健康になるような仕掛けについての意見や、歩きたくなるような「映え」の要素の検討、
歩きたいと思わせるようなまちの設計の必要性、一人一人の趣味嗜好に合わせたプッシュ型の通知等、様々な意見がありました。

《交通対策タスクチーム》では、まず県から県立アリーナ完成後の大規模イベント時の交通対策についての考え方や他都市の事例を紹介し、その後ディスカッションを行いました。
タスクチームのメンバーからは、駐車場の満空情報の発信や価格差を付けた料金設定により誘導することが有効との意見や、チケット販売時にインセンティブを付けて行動変容を促す仕組みが必要ではないかとの意見がありました。

《エリアマネジメントタスクチーム》では、冒頭で、プロムナード化により【安全で快適に歩ける都市空間の再編】をしながら、エリアマネジメントで【いつでも訪れたくなる目的づくり】を行うことで、サンポート地区におけるより一層のにぎわい創出が可能になる、という認識を共有しました。そして、高松市が現在取り組んでいる公共空間の開放に向けた実証実験について紹介しながら、「スポーツができる砂地のエリアが欲しい!」や「日常的にイベントや訪れたくなる仕掛けが必要」など、意見交換を行いました。
エリアがどうあるべきか、事業者や行政がフラットに意見交換できるこのような機会こそ、エリアマネジメントの第一歩だと感じました。

かがわDX Labフェローからは、「健康になるために歩こう、とアピールするならば、歩く(運動)の要素だけではなく、「食」の要素も非常に重要であり、両輪で考える必要がある。」や「例えば、歩いた歩数により、ポイントを付与するという施策をとるとしたら、マイナンバーカードとの連携で、確実に、スピード感をもって住民にサービスを提供できる」などのアドバイスをいただきました。

今後は、タスクチームメンバーから出されたアイデアや意見を参考にし、具体的な仕掛けづくりについて取り組んでいき、タスクチーム間と連携しながら検討を進めていくことになりました。

 今後もかがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。


※かがわDX Labの役割、施設の概要、施設利用料金などについては、かがわDX Labのホームページをご覧ください。
https://kagawadxlab.pref.kagawa.lg.jp/

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