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いわゆる備忘録。主にTwitterで観た映画の話をしがちですが、ふせったーに長文も溜ま…

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いわゆる備忘録。主にTwitterで観た映画の話をしがちですが、ふせったーに長文も溜まってきたので書き直したりしつつこういうとこにまとめてみようかなと。続くかわからんが、やってみる。

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最近の記事

ブログを始めてみたかったけれど…

お久しぶりです。 このブログを始めて1ヶ月で放置していましたかがせです。 自分はつらつらと何か作品から得たインスピレーションにまつわる、または基づく話をぺちゃくちゃするのが好きです。 それを文章化したものをTwitterだったりこのブログだったりと吐き出してはいたのですが、究極的に言えば「話がしたい」のだから文字通り「話をしちゃえばいいじゃない」ということで、ここ最近YouTubeをメインに、音声のみのトーク番組を配信しております。 その名もリモコンラジオ。 この名前の意

    • 「ヒーロー」の定義についての持論

      英雄論についてちゃんと研究したわけじゃないので、あくまでその手の作品を好む者としての持論でしかないんでしかないんですが、日頃から考えてたことなのでまとめてみます。 ヒーローをどう定義すべきか。 実はよく言われている善悪やモラルは関係ないんじゃないか。 ヒーローとは、劣勢や窮地や不可能、絶対的なもの等の事象に対し、形勢逆転しうる者、また果敢に挑まんとする者のことではないかと考えている。 この定義ならばスーパーヒーローは勿論、ダークヒーローやアンチヒーロー、現実に

      • 書き換えられ続ける運命 -「ターミネーター」シリーズを改めて見返してみた-

         いよいよシリーズ最新作「ターミネーター:ニューフェイト」が明日11月8日(金)より公開される。 楽しみにしてる人もいると思うが「またやってんの?」という気持ちになった人もいるだろう。俺も正直そんな感じだ。  「ターミネーター」シリーズ、2より後の「我こそは続編!」という作品があまりに多く、そのどれもが想定していたシリーズ化に失敗し、作り直されて、結果1と2を引きずりながらリブート続編が作り続けられるという現状かなり奇妙なシリーズと成り果てている。 コミックやゲームでいろい

        • 「エンドゲーム」の特に好きな「人間ドラマ」

           ふせったーからの転載を基にしたものです。「アベンジャーズ/エンドゲーム」公開してすぐの頃はいろんなシーンでいちいち泣かされていたっけね・・・まだ半年前だけど懐かしく思い出しながら加筆修正などしてみる。  今年の5/1に「アベンジャーズ/エンドゲーム」の3回目をMOVIXさいたまドルビーシネマで観て翌日書いたものをベースとしています。細かなドラマ部分にて人物の関係性の変遷や深みをさりげなくも巧みに描くからこそ、スペクタクルな見せ場にも彼らならではの「熱さ」がこもる。「エンド

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        • 映画評
          4本

        記事

          サノスはやはり「悪」である 〜「エンドゲーム」は「インフィニティ・ウォー」のアンサーになり得たのか〜

          本稿は2019年4月末に公開された「アベンジャーズ /エンドゲーム」について「前作にてサノスが語った独自の『正義』にアベンジャーズ が答えられていない」という批判に対しふせったーに反論として書いたものを加筆修正したものである。 公開時、生涯ベスト1かというくらい泣きじゃくって魂奪われた映画なので、熱気に浮かされたものであることを予めご了承いただきたい。 無論、「エンドゲーム」のネタバレや核心に触れまくってます。 では以下、本文。 「インフィニティ・ウォー」で

          サノスはやはり「悪」である 〜「エンドゲーム」は「インフィニティ・ウォー」のアンサーになり得たのか〜

          挨拶

          はじめまして と書きつつもおそらくTwitterからここを見る人も多いと思うので若干変な出だしのようにも感じるが、まあ違う場なので。 ということで、どうも。kagaseknightです。かがせさんってよく言われます。 それなりに映画を観たりフィギュアを愛でたりするギークとして生きてきて、その思考のアウトプット先をこの10年Twitterに集約してきました。 しかしまあ、Twitterはご存知140字。なので書ききれないことを本来ネタバレ防止サービスであるふせっ

          映画論映画としての「インセプション」 -何故「ダークナイト 」の次だったのか-

          本稿は2010年夏に自分がmixi日記に書いたものを基に加筆修正を行なったものである。 9年前の自分の感想に向き合うという試みはなかなかおもしろく、そして今回ブログみたいなものを始めたくなった動機である「自分の思考のアーカイブ化」が既に行われていた先例でもあるため、第一回をクリストファー・ノーラン監督、レオナルド・ディカプリオ主演「インセプション」をテーマとした。 この映画は「鮮烈に植え付けられたものや忘れられない記憶に人は抗い難い」ということを描いており、2019年

          映画論映画としての「インセプション」 -何故「ダークナイト 」の次だったのか-