【ブログ】ちょっとした近況報告とちょっとした新情報

はじめに

 どうも、カガリです。今さらですが、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。いやー、寒いですね。僕は北国出身ですが、それにしても寒いですね。

 最近創作活動ができていませんが、現実世界の多忙ゆえです。ちょくちょくログインはしていたり、創作はしていたのですが、『破滅した世界を二人で旅する物語』だったり、『とある英雄と妖精姫の物語』だったり、『いろんな意味でハチャメチャな物語』だったり、どれもおかしな世界ばかりなので、アウトプットに時間がかかってしまっています。

 しかし、1月18日になんとツイッターの方がロックされてしまいまして、広報活動ができなくなってしまいました。しばらく、おそらくツイッターの方は活動できないかもしれません。大変申し訳ございません。

 最近は、シナリオと小説を執筆しつつ、作曲理論や、イラストの練習、プログラミング、そして、最近は言語を作ろうかなと思って奮戦中です。既存言語に依存したものではなく、一から発音や意味を作っていこうかなと思っていて、

 さて、今日は最近創作できていないのでちょっとだけ情報を公開しようと思います。今の世界の構成等がわからないと思うので一部解説できれば。

Kagari World Material

〇並行世界編纂機関 虚構図書館オルフェウス

 この世に存在しないとされる領域――世界の外側から、あらゆる存在する世界を観測し、異常を修正している組織。あらゆる世界、あらゆる時間軸に顕現可能で、そのチカラを利用して、世界の行く末を見守っている。一つの事案をCASEFILEと呼び、そのCASEFILEにそれぞれ担当者が振り分けられる。
 イマジナリー・ライブラリとも呼ばれているが、めんどくさいので日本語である虚構図書館かオルフェウスで呼ばれることが多い。
 本部を含めて五つの部署が存在する。
  ⑴本部
  ⑵並行世界観測委員会 干支団
  ⑶並行世界弾劾委員会 五獣隊
  ⑷世界処分執行委員会 十人十色
  ⑸最高議決諮問委員会 十二星団

CASEFILE事件簿

 虚構図書館が観測した『本来であればあり得ない歴史』を辿りはじめた世界。周辺世界にその影響を及ぼしかねない世界ダイヤグラム/グラフ空間の癌。いわば爆弾のようなものであり、虚構図書館はその修正にあたる機関である。虚構図書館は爆弾を適切に処理する組織であると考えた方が安易である。

〇空想戒律団体 実証天文台ヘルメス

 並行世界編纂機関 虚構図書館と対立している機関。図書館のように特に決まった拠点があるわけでもなく、メンバーそれぞれが、時界座標を行き来し、異なった方法ではあるものの、同じ目的を持って行動している。
 実在しないモノを実在しないモノとして扱われた架空のモノの救済を行っているが、逆にそれは世界の根幹を揺るがす事象であるため、世界滅亡を目的とした機関といっても差支えはない。メンバーそれぞれに『罪状ギルトタイプ』というコードネームを持っている。全員で十二人いる。

〇世界ダイヤグラム/グラフ空間

 せかいダイヤグラム/グラフくうかん。
 数学的三次元グラフ空間(Ⅹ軸、Y軸、Z軸のある空間)のすべての点が世界であると仮定し、そのすべての可能性を管理、監視できるように並び替えた並行世界観測メソッド、あるいは考え方。原点座標の0,0,0地点の点(時界座標)は、今我々が住んでいるこの世界のことを指し、特別視されているほか、介入できない決まりになっている。なお、原点座標に近ければ近いほど、限りなく原点座標」に類似した並行世界になり、逆に遠ければ遠いほど、原点座標とは状況が異なる世界として構成されている。現状、世界の成り立ちは同じで、どこかの歴史から分岐した世界なのか、あるいはそもそも世界の成り立ちから全く違う別世界なのかはまだ定かではない。実数世界とも呼ばれている時界座標にも無限の可能性を内包しており、時界座標から分岐した世界も存在している。

原点座標オリジン・ポイント

 並行世界観測論において、一番重要視される世界。いま私たちが住る世界である。世界ダイヤグラム/グラフ空間における時界座標は、0,0,0地点。現在、2023年まで観測されている。なお、この単語は、普通は知り得ない単語なので、原則、原則、人からこの単語は聞こえないはずである。
 最近は、詳細不明な2020年の厄災によって世界中の人たちの生活様式が大きく変化しているようだ。何があったのかは誰も知らない。

七人の神秘伝道師エヴァンジェリスト・セブン

 世界の存続を左右するほどの力を持つとされる、軌跡とも呼ばれる神秘を継承する七人の伝道者たち。全員、原点座標出身で、その類稀なる能力から原点座標世界から排斥されてしまい、あらゆる世界へと散り散りになってしまっている。全員存命しているかどうかもいまだにわかっていない。
 伝道師について以下の言い伝えがある。

 これから語るは 世界を揺るがす
 七人の伝道師の その伝説
 誰も触れない 小さなキセキ
 彼らはその人類の希望/絶望の伝道者

 はじまりの第一は、選択を検めた。
 第二に、あなたを相心おもふ。
 第三は、生きろと願い、
 第四に、御噺おはなしを語りて、
 第五は、仮説を覆した。
 第六は、きたるべき滅びの未来を視て、
 結びの第七は、僕らを見守る決断をした。

 未だ語り継がれる その伝説
 彼らはどんなコタエを出すのだろう。
七人の伝道師

 この伝道師が持つ特有の能力を『継承神秘』と呼ぶ。これが一体どのような方法で手に入れたのか、正体はなんなのかは未だ不明だが、原点座標、我々の住む世界には魔術は存在しないため、少なくとも魔力を用いた方法での発現ではなさそうだ。全員が全員人類に貢献するような人であるというわけではなく、その能力を滅びに向かわせるような使用方法を持つ者もいる。

第一継承神秘『???』
 使用者:不明
 詳細:使用者も内容も不明。なおこの能力で世界を一つ滅ぼした経歴を持つヤバい能力。

第二継承神秘『???』
 使用者:不明
 詳細:使用者も内容も不明。七つの継承神秘の中で一番応用力の利く能力である。

第三継承神秘『虚数世界/存在証明イマジナリー・レゾンデートル
 使用者:不明(虚構図書館の誰か)
 詳細:使用者は不明だが、肉体を失った霊体に対して、仮初の命を与えて生きていることにする能力である。死の否定ではなく、現世に繋ぎ止める能力。当人にはなんの対価はなく運用可能である。ここに亡き霊体を呼び出して繋ぎ止めることができるのかはまだ不明。

第四継承神秘『???』
 使用者:不明
 詳細:使用者も内容も不明。そのうち出る。多分。

第五継承神秘『???』
 使用者:不明
 詳細:使用者も内容も不明だが、現文明では到達し得ない事象であることが科学的に証明されている。

第六継承神秘『???』
 使用者:不明
 詳細:使用者不明。言い伝えから時間──特に未来関係する能力だと思われる。

第七継承神秘『???』
 使用者:不明
 詳細:使用者も内容も不明。七つの継承神秘の中で一番優しい能力。

〇HEART(仮称)

 カガリワールド(?)史上最強クラスのキャラクター。現状素性は不明。
 どの時間軸にも存在しておらず、過去現在未来のすべての時間線に存在し、殺害しても別の時間軸にもHEARTは存在し、因果の上書きが行われるため、意味をなさない模様。
 いうなれば、紙芝居。紙芝居の3ページ目に描かれているHEARTを消したとしても、それは3ページ目だけであり、別のページにもHEARTは存在するため、消滅したことにはならない、といった具合。つまりHEARTの消滅は全ての時間軸のHEARTの消滅を意味するため、殺害しない方がいいのである。
 したがって現状、対抗手段は存在せず、前述の継承神秘を以てしても殺害は不可能だといわれている。
 元々某作品の絶望的に強い三文字のアイツに影響されて作りたくなったキャラ。インフレが起きない僕の世界にたまにぶっ飛んだキャラを作ってもいいだろうと思い、作ってみた。

○文明乖離度

 虚構図書館が使用している原点座標の歴史とどれだけかけ離れているのかを示す指標の一つ。そもそも虚構図書館は全てのCASEFILE(派遣世界)にどのような状態であるのかを、軍事力、科学力、文化力、魔法概念、経済力、文明乖離度、文明水準値の七つの指標で評価しており、最後の文明水準値だけはその前の六つの指標を総合的に鑑みて危険度を指し示す指標である。指標の測り方や基準の詳細は別の機会に。

〇彩の旅

 虚構図書館 CASEFILE No.34のラベリングがされた作戦名、または現在執筆中の小説。座標不明、場所は不定で、年代も大きくぶれている。文明乖離度はERROR。担当者は干支団のベン=マンキッキーとボルボッコ=ギュース。元々は30年前の世界を修正対象としていたが、予定外の未来が観測されたため、一つの世界に二つの時代を修正対象となるかなりイレギュラーな事態になっている。

〇Fairy Tale

 虚構図書館 CASEFILE No.43のラベリングがされた作戦名、または現在開発中のノベルゲーム名。座標は194,2453,546。場所はブリテン島。年代は不明。これは西暦、もしくは紀元前の概念が存在しないことを意味する。文明乖離度はB。
 彩の旅の30年前の世界。シエロとヴァリが誕生する前であり、ブリテンを平定したとされる英雄アレキサンダーと妖精姫エインセルの時代である。

〇HACHA☆MECHA ときめき文芸部♡

 虚構図書館 CASEFILE No.49のラベリングがされた作戦名。座標は6,9,5と、原点座標とかなり近い位置に存在する。場所は日本の政令指定都市。年代は西暦2020年。文明乖離度はE-と原点座標とかなり酷似している模様。担当者は未公開。どのような状況になっているのかは不明だが、作戦名から見るに、文芸部が関連するようだが……?
 某ギャルゲーと名前は似ているが、内容もコンセプトも全く異なる。媒体は一体何で出るのかはまだ決まっておらず、漫画で出る可能性がある。

おわりに

 いかがでしたでしょうか。ちょっとしたチラ見せでしたが、楽しんでいただけましたでしょうか。所々に『〜だと思われる』と書かれていると思いますが、これは僕にもわかりません。まだ細かく設定していないという証拠です。まだまだ設定がガバガバすぎて、今回お見せしたのは大枠です。色々ありましたが、そのうち明かされると思います。
 あまり創作できておらず、皆様をお待たせしておりますが、今後ともご声援いただけると幸いです。

 この設定を許可なく盗用することを禁じます。

 カガリ ナガマサ

©︎Kagari Nagamasa

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