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美容師が音楽をやるようになって気づいた事

今まで聴く側やったけど、思い切って音楽をやるようになって色々気がついたことがある。はじめに、音楽をやると言ってももちろんうまくやれてるかは知らないし、あまり気にしてない。ただ、うまくなりたいとか、楽しく自由に楽器を弾きたいとか、歌いたいとか、踊りたいと思う。

これは、今まで僕の人生の中でも何度か経験してきた衝動でもある。例えば美容師もそう。18歳で専門学校に入った時、最初ハサミを動かすことさえ意外に難しかった。日用のハサミとは勝手が違うのは想像してたけど、舐めてた。
パーマなんかもちろん巻けなかった。相当練習した。

美容師として現場で働くようになったら、なおさらいろんな髪型をデザインできるようになりたいと思い練習した。
それは今も心にある。ただ、最初のようにフレッシュな勢いと言うよりは深みを探る感じ。

恋愛とかもそうやと思う。最初は好きな子に無我夢中になったり、好きはわからんけどテキトーに付き合ってみたりもした。うまくなるとかはわからんけど、経験を積んでいく。

今僕にとって音楽を奏でる事はとても新鮮で無茶苦茶楽しい。ついこの間も勢いでハーモニカを買ってしまった。ニール・ヤングのせいや。

新たな楽器にもチャレンジしてみたくなる。できるかどうかは二の次。手に取ってみたいのだ。

そうやって経験を積んでいく。チャレンジして登る。そして人生を濃く生きていく。

シンプルにそのような自分は、毎日楽しい。朝が眩しい。

今幸いにも時間が昔よりあるし、自分でも使い方がわかって来た気がする。それは職場の環境や、日頃支えてくれてるお客さんとか周りの人たちのおかげやと思ってる。

やから僕も、本業の美容師をやる時でも髪を切るだけではなく来てくれるお客さんがやりたい事とか自由に生きれる事を願って髪型としてと贈りたい。そーゆー美容師であり人でありたい。




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