見出し画像

今後の不動産価格の推移について(データ分析)

使用データ

API申請が必要ですが、個人でも取得可能。1〜3日くらいで申請おりました。

取得方法

import requests
import pandas as pd

# クエリ
## area:13 >> tokyo
query = "year=2015&area=13"

# URLを生成
estate_price_burl = "https://www.reinfolib.mlit.go.jp/ex-api/external/XIT001?"
url = estate_price_burl + query

# リクエストヘッダを生成
headers = {
    "Content-Type": "application/json",
    "Ocp-Apim-Subscription-Key": API_Key
  }

# リクエストを送信
response = requests.get(url, headers=headers)

# レスポンスをJSON形式で取得
data = response.json()

# データフレーム形式に変換
df = pd.json_normalize(data['data'])

# 数値に変換
df['TradePrice'] = df['TradePrice'].astype('int')
df['Area'] = df['Area'].astype('int')

取得結果

データ可視化

東京都の1Kの中古マンション価格

取得コード

import matplotlib.pyplot as plt

df_used_mansion = df.loc[df['Type'] == '中古マンション等']
df_used_mansion = df_used_mansion[df_used_mansion['FloorPlan'].isin(['1K', '1LDK', '2LDK', '3LDK'])]
df_used_mansion = df_used_mansion.groupby(['Municipality', 'FloorPlan']).agg({'TradePrice': ['mean', 'median']})

fig = plt.figure(figsize=(10, 6))
df_used_mansion.pivot_table(index='Municipality', columns='FloorPlan')['TradePrice'][('mean', '1K')].plot(kind='bar')
plt.gca().spines[['top', 'right',]].set_visible(False)

2015年

東京都2015年1Kの中央値

2023年


東京都2023年1Kの中央値

8年間で500万円くらい増えていそうな感じはしますね。
ただ、条件が1Kというところだけしか揃えていないので、もう少し詳細に見ていきます。

江東区・中古マンション・1K・築年数5-10年 の2010~2023年の価格推移

  • 条件設定

    • PriceCategory:成約価格情報 and 不動産取引価格情報

    • Type:中古マンション等

    • Municipality : 江東区

    • FloorPlan:1K,  3LDK

    • Area:1k=20-25 , 3LDK=70-75

    • PastYear:10-15

    • Structure:RC

    • Renovation:空白

    • Remarks:空白


江東区・1Kの価格の推移
江東区・3LDKの価格の推移

条件を絞ったためデータ量がかなり少なくなったため参考程度に,,,

東京都(江東区と同条件)の価格と物件取引数の推移

東京の価格はここ10年で1Kと3LDK共に2倍になっていますね。
気になったのは、3LDKの取引数が2020年から急激に増えていること。何かあったのでしょうか。

東京都・1Kの価格の推移
東京都・1Kの取引数
東京都・3LDKの価格の推移
東京都・3LDKの取引数


今度は、直近の価格の推移や都道府県ごとの変化も見てみたいですね。

参考・データEDA

PriceCategory

不動産取引価格情報と成約価格情報で2000万円近くの違いがある。ほぼ同意義の言葉のようだが、扱う不動産の種類でも違うのだろうか。

PriceCategoryごとの平均取引価格

FloorPlan

1K:20-25㎡
3LDK:70-75㎡

1Kのエリアごとの物件数
3LDKのエリアごとの物件数

Area

3LDKの面積が大体70~80㎡ 程度なので、一般的な住宅の価格は面積に比例して価格が増加している。200㎡超えたあたりからなんかおかしくなる。

面積2000㎡ 以下の面積ごとの取引価格


面積200㎡ 以下の面積ごとの取引価格

PastYear

基本は右肩下がり。30年周期くらいであるスパイクは一体なんなんだ、、、

経過年数ごとの取引価格

Structure

基本的には物件価格として SRC > RC > 木造 だと思われる。RC物件が多いので基本的にはRCのみを扱う。

構造ごとの物件数


Renovation

未改装と空白の違いは不明。築年数の違いではなさそう。
改装済みは築年数が高いので、取引価格も低いと思われる。

改装の有無の物件数
改装の有無ごとの平均取引価格
改装の有無ごとの築年数

Remarks

取引の事情はほとんどなし

取引の事情ごとの物件数

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?