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私が実践しているPMCPの状況(2022年10月8日)

カガミルです。

私は2022年9月から、外国株式オプション投資戦略であるPoor man’s covered put (PMCP) を実践中です。

(注:上のツイートに9/19とありますが、9/16の間違いです。)

戦略の概要についてはこちらの記事をご覧ください。

今回は現時点で私がQQQで行っているPMCPの状況を公開します。
なお利用している証券会社はサクソバンク証券です。

オプション取引はイメージが湧きにくく、始める上でハードルを感じている方もいるかもしれません。

実際に相場の変化でオプション価格がどのように推移していくのかを提示できればと思います。

なおオプション取引はやり方を間違えると大きな損失につながるので、仕組みを十分に理解してから行ってください。初心者の方にもお勧めできる書籍をこちらに挙げておきます。

運用状況

2022年10月8日現在、3つのPMCPを運用しています。
なお、10月7日(金)のQQQの終値は269.1ドルでした。

①9月16日開始分

これが初めて建てたPMCPです。
ショートプットとして、デルタが-0.30前後である権利行使価格272ドルのものを選びました。
ロングプットとして、デルタが-0.80前後であり、182DTEと満期日までの日数が長めのものを選びました。権利行使価格は340ドルでした。

建てた日のQQQの終値は289.32ドルだったので、そこから約20ドル下落しました。

この間、ロングプットは約14ドル上昇、ショートプットは約3ドル上昇したので、差し引き約11ドルの含み利益がある状態となりました(100枚単位なので約1100ドル)。

ショートプットはITMですが、まだ時間価値が多く残っているため行使されるリスクは低いです。

最大利益の50%以上の含み益が得られたので、ここで満足してポジションを解消し利確してもよいのですが、もう少し様子を見て判断します。

ショートプットがITMのままなら、11DTEとなった日(10月17日)に決済する予定です。

②9月26日開始分

建てた日のQQQの終値は274.37ドルでした。

建てたロングプットとショートプットのデルタはそれぞれ-0.80, -0.30前後ですが、DTEは①より短くしました。

まだ含み益が少ないので、このまま様子を見ます。
ショートプットが11DTEになったら、決済またはrollingを考えます。

③10月3日開始分

(訂正:上の表の「損益」は、正しくは「2ドル」と「63ドル」です。)

こちら週の初めに建てたばかりです。その日のQQQの終値は273.53ドルでした。

上と同様、建てたロングプットとショートプットのデルタはそれぞれ-0.80, -0.30前後でした。


以上が現在のPMCPの状況です。

余裕があれば今後も状況を報告するつもりです。PMCPの運用を考えている方の参考になれば幸いです。

オプション投資の勉強にお勧めの書籍

外国株式オプション取引に関する日本語の書籍やWebサイトは極めて少ないのが現状です。

KAPPA先生の以下の2冊は、オプション取引の基礎から代表的な戦略まで幅広く書かれているので、ぜひお勧めします。
(なおPMCPは紹介されていません。)


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