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レガシー企業の人がコミュニティに飛び込んでみて

※本投稿は、コミュニティマーケティングAdvent Calendar 2023 の12月2日のエントリーです。

突然ですが、皆さまコミュニティマーケティングってご存じですか?

コミュニティマーケティングとは、商品やサービスの支持者を募ってコミュニティを形成しそのコミュニティを通じてさらに顧客を拡大する方法です。

コミュニティマーケティングとは | #CMC_Meetup コミュニティマーケティングのコミュニティ (cmcmeetup.com)

今日は私がコミュニティマーケティングに出会って、コミュニティに飛び込んでみてどんなことが起こったか、のお話です。

企業の中で成長の機会がない!自分はこのままでいいのか?とモヤモヤしてる人の参考になれば嬉しいです。


1.自己紹介

名古屋のメーカーで働いてますカガマサユキです。ヒトモノカネの管理の部門からBtoBの新規開拓営業を経てDXに挑戦中です。

noteは参加したイベントのレポートや思ったことをまとめてます。
今日は2023年の総括っぽい話。ざっくりいうと普段と違う環境に飛び込むと、人生楽しいよ〜というお話です。

2.コミュニティマーケティングとの出会い、コミュニティ参加の始まり

私がコミュニティマーケティングに出会ったのは所属する会社でイベント登壇のお誘いをいただいたところから。「カガさんの取組がコミュニティマーケティングっぽいので、それを軸に登壇・ディスカッションをお願いします」というような依頼でした。

ぶっちゃけた話、当時は「コミュニティは運営してないんだけど…」という感じでしたが、話を聞いてみるとあら不思議。コミュニティとして名称はつけてませんが、やってることはコミュニティマーケティングの要素がてんこ盛りだったのです。驚き。

そんなイベント登壇からコミュニティマーケティングを考えるコミュニティ、CMC_meetupのランチイベントに参加する機会なんかをいただきました。

コロナも落ち着き出して東京でリアルイベントが復活し出した頃、楽しそうな東京の様子が羨ましすぎてXでのウザ絡みを拾っていただいたところからコミュニティ活動が始まります。

もう1年以上前の話なんですねぇ

CMC_Meetup Nagoyaでは素晴らしいメンバーの皆さまのおかげで楽しくやらせてもらってます。感謝。

3.コミュニティに参加してみて起きた変化

CMC_meetup Nagoyaの話はまたどこかでするとして、今回はレガシー企業の人が色々な場・コミュニティに飛び込んでみて起きた変化に関して振り返ります。

①外のモノサシで考えが広がった

タイトルにレガシー企業と書くような内向き製造業に努めてますから、他の業界の皆様の話を聞く機会って本当に少ないんです(※製造業に限ったことではないと思いますが)。外に出て色んな人の考えや話に触れると、会社の常識は世間の非常識をめちゃくちゃ感じます。「自分のこんなことが褒められるのか…」と思ってもみない評価を沢山いただきました。これだけでもコミュニティに所属してみてよかったと思います。

一方で、自分と同じ課題を持っている人にも沢山出会いました。私だと、会社の変革やDXはいろんな会社が取り組むテーマ。先に進んでいる人がいれば参考にもできますし、相談にも乗ってもらえます。聞くだけの「情報くれくれ」のスタンスだと嫌がられますから、そこは注意しましょう。

②色んな場が楽しめるようになった

コミュニティ成長の基本原則「3つのファースト」という話があります。

①コンテキストファースト
何に共感して集まっているのか、どうしたいと思って集まっているのか。最初からストライクゾーン(関心軸)をきちんと提示しておくこと。
②トラストファースト
熱量を伝えて方向づけするための、心理的安全性の高い場をしっかりと築くこと。
③アウトプットファースト
コミュニティメンバーによる、外の人たちへの熱量の伝播。

コミュニティマーケティングとは | #CMC_Meetup コミュニティマーケティングのコミュニティ (cmcmeetup.com)

コミュニティマーケティングを実践する身として、色んな会に参加する時はこれをいつも意識するようにしてるんですけど、ここを意識して行動すると、めちゃくちゃ楽しいんですよ。

なんの集まりだったかをきちんと理解して、周りの人が心理的安全性を保てるように見回して、アウトプットする。そうすると周りからもいい反応が返ってきて、自分の自己肯定感も上がる。アウトプットすると自分の知識経験としての定着度も高くなるので、色んなことが身につく。楽しいだけじゃなくて、いい事ばっかです、ほんと。

場のコンテキストを理解して、アウトプットするって、企業の中でもめちゃくちゃ重要ですから、社会人の汎用スキルとして身につけて損はないと思います。

③その他にも楽しいことが増えた

コミュニティに所属する→アウトプットする→新しい出会いがある・交流が増える→別のお誘いがある→参加してみる→アウトプットする→新しい出会いがある・交流が増える…これが沢山発生します。

あくまで参加して終わりじゃなくてアウトプット&交流が必要なので、苦手な人もいると思います。ただ、このループが回るようになるとめちゃくちゃ楽しいんです。特にレガシーな企業から外に出たことない人は最初苦しいかもしれませんが、絶対に損はしないので試して欲しい。

冒頭の2022年9月の名古屋でもやりましょう!からコミュニティと名前がついていない色んなイベントも含めて、5個くらいなんかの集団に所属している気がします。難しい話はなくて、参加する→アウトプットするしてるだけですが、色んな交流が増えて毎日楽しいです。

4.初めてみよう、アウトプット

外の世界に出て、なんかアウトプットしてみましょう!というと「なんかハードル高いな…」と思う人が沢山いるでしょう。ここでは超簡単なアウトプットの例をご紹介。なんだ、こんなんでいいのか、、と感じてもらえればと思います。

⓪まずはSNSアカウント作りましょう

おススメはX(旧Twitter)です。なぜなら発信が手軽だから。フォロワー数人の状態で発信するのは苦しくて楽しくないかもしれませんが、インフルエンサーになりたい訳じゃないなら気にしなくて良し。すぐ作りましょう。Xが苦手だったらインスタでもnoteでもFacebookでもいいと思います。

①参加報告・参加感想などを発信する

まずコミュニティやイベントに参加する場合は宣言しましょう。ホント、一文でいいです。軽い宣言・報告で十分。参加が終わったら感想を発信。

  • 来週のXXのイベントに参加します

  • 今日からXXのコミュニティに参加します

  • 今日はXXに参加!会場到着。

  • XXのイベント終了。〇〇な話が参考になった

  • XXのコミュニティ初参加。会場がキレイ~

最初はこれで充分。コミュニティやイベントにハッシュタグがあればそれは絶対に付けること。リアルイベントだったら写真も是非。きっとコミュニティ・イベント運営側が反応してくれます。

②参加中にリアルタイムで発信する

ちょっとハードルが上がるかもしれませんが「ここよかったな」みたいなポイントのタイムリーなシェアはイベント・コミュニティ運営側も他の参加者も参加できなかった人にも、価値がある情報になります。

リアルタイムで発信してる人同士はお互いを認識しやすいので、交流が増えがちです。こちらもハッシュタグ必須です。

③その場で発言する・LTやってみる

質疑応答があれば質問してみる、意見募集があれば意見を言ってみる、LT(ライトニングトーク)の機会があれば立候補してみる、一気にハードルが上がる感じがしますが、やってみたら大したことないです。大丈夫。

色んな人から見られる場で発言・登壇するのは一番コスパのいい自己紹介です。楽しむために主体性もって取り組むべし。

さいごに

冒頭に「企業の中で成長の機会がない!自分はこのままでいいのか?とモヤモヤしてる人の参考になれば嬉しいです」と書きましたが、外に出ていろんな人と交流するのは本当にいい学びになります。

せっかくなのでだたの一人の参加者として終わるのではなく、コミュニティマーケティングの知識をインプットした状態でイベントやコミュニティに参加すると、より学びが深いのでオススメです。

最後に、スターウォーズの人気キャラクター、ヨーダ(Yoda)の名言をご紹介して終わろうと思います。

物語の主人公ルークスカイウォーカーがヨーダからフォースの特訓を受けている場面の言葉です。※フォースって何?な人はぜひ映画を見ましょう!

ヨーダから課題を与えれたルークが「やってみる」と言うと、ヨーダが答えます。「やってみるじゃない。やるかやらないかだ。(No. Try not. Do. Or do not. There is no try)」と。

ぜひ、みなさん、やってみましょう。Just do it!!

おまけ

見出し画像はAdobe ExpressとNote連携の新機能、画像生成AIで作成しました。テキストを結構細かく入れると、狙った画像を作ってくれるのでかなり便利。そのままタイトル入れたら、レガシー企業の人が外に飛び込んでるみたいな絵になったんではないでしょうか。すげー。

こういうキャンペーンとかイベントにも気軽に参加できると世界が広がっていくかもですね。


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