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工藤玲司さんの朗読会『あらしのよるに』 感想とレポ

怒りのトリプルポップ4つアイス12個分を13分で食った、菓ヶ味です。
杏仁豆腐とレインボーシャーベットがめちゃくちゃ美味かった。

先日、工藤玲司さんが主催している朗読会に参加してきました。折角なので、きっかけと感想とレポ擬きを書こうと思った次第。

例に漏れず全部主観で、工藤さんの発言に関してもうる覚えなのであまり当てにしないでください。
どんな人間が今回参加に至ったのかの記録なので自我語りが9割。






〜きっかけ〜

Twitterの相互さんに工藤さんを応援している方がおり、工藤さんの存在は軽く存じ上げておりました。俗に言うミリしら。
ファン参加型の声で戦うバトルトーナメントのゲームマスターでバーチャル受肉もしてる成人向けの声優さんらしい…?(情報量がエグい)


工藤玲司(くどうれいじ)とは
フリーの声優。男性向け女性向け問わず同人音声作品にも出演しています。
Twitter:https://x.com/9Do0G
Ci-en:https://ci-en.dlsite.com/creator/6343

Ci-enの紹介文を引用


そんな印象を持ちつつ横目で見ていたら、例の相互さんが好きなサークルさんの新作に工藤さんが出演されるとの情報解禁が。





案の定フォロワーさんはキャパオーバー起こしてるのを口角ぶち上がりの満面の笑みで見る(最悪)
オタクの暴れ姿ってなんでこんなに栄養満点なんですかね!?
それはそうと、正直めっちゃ羨ましい。私も夢叶えたいのでお金でどうにかなりませんか?

それから数日後、作品の発売日やサンプルボイスが公開され、試聴したフォロワーさんの狼狽えてる姿を見て発売日直前に、
「これからもっと暴れるだろうから、高みの見物するために私も聴いてくるか🎶」とサンプルボイスを聴いたのが


『 " すべての始まり " 』です。



即堕ち2コマすぎ


自分で言うのもあれなんですけど、こんなに綺麗なミイラ取りがミイラになるみたいな事案あります?
この事を友達に言ったら「菓ヶ味が他人の高みの見物できたことないし、絶対本人よりものすごいスピードで落ちるじゃん!」
ぐうの音も出ない。思い返せば心当たりがありすぎる。

視聴する前のキャラクターのビジュアルやストーリーから想像していた声のイメージに、今回演じた工藤さんの声がバチバチに当てはまっていたので秒でメロる。因みにこの作品で初めて工藤さんの声を聴きました。
本当に良かった。マジで好き。試聴だけでもいいから聴いてください。ミイラからのお願いです。


・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥・

【可愛い貴女とアタシの『軟禁分からせごっこ』】
サークル:warm bath 様
シナリオ:白井沫 様
イラスト:立湯 様
出演:工藤玲司 様

・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥・


暴れ狂うことには長けてるので、ここから様々な方向へ拍車が掛かります。『軟禁分からせごっこ』を聴いた直後、他に工藤さんが出演されてる音声作品を即購入。

元気すぎ🎶



工藤さんの情報がとにかく欲しいオタクはTwitterのアカウントを覗きに行く。見に行ったら固定ツイに朗読会をやるとの情報が。


3月に開催されていたのはフォロワーさんからの情報で取得済みの中「5月もやるんだ~へ~」と思いつつ、開催日時を見ると5月18日-19日にやるとのこと。
そして自分のスケジュールを確認すると、、、、、

5月23日時点のスクショですまん


物の見事に空いてるんですよね~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!
(マジで)(ガチで)(なんで)
確認した時にスクショ撮ればよかったな……(?)


流石に笑った。都合が良すぎる。これは行けという神の思し召しでしかない。
朗読現場の経験がある友達にとりあえず声を掛けてみるが、殆どが予定があるとの返答。オタクの予定は早い者勝ちなので………致し方なし………

気になっていても数日前に存じ上げたばかりのドにわかが行くのもなぁ…と足踏み。
1000人の1人より100人の1人になるのは結構怖いので一旦考えることに…(理性が勝っちゃった可哀想なオタク)




〜チケット購入まで〜


2日後。工藤さんのとあるツイートが流れてくる。


え???なんて???
いや、その、、、買うならサイン本付き通し券だと決めていたんですけど、、、猶予期間短すぎません?(私が出会ったのが遅い)

既に4月29日。5月1日までの猶予期間は2日。
明日30日から仕事だから〆日のことすっぽ抜ける可能性もあるので実質今日まで。
加えてこの後に観劇予定あるので思考が奪われる可能性もある。
オデ、大ピンチ。え、どうする?


~~~〜~~~5時間後~~~〜~~~



忘れたか、菓ヶ味。
行くか行かないかじゃない。チケットが有るか無いかだということを。(今回の場合はサイン本の有無ですが…)
買ったモン勝ち!の信念を思い出し、なんとかなれ!の気持ちで購入。

締め切りを決める同人オタクみたいだねって言われて笑った。確かに。自ら退路を消していく。


余談なんですけど、工藤さんのCi-enの有料プランでご希望の名前呼び音声を録り下ろしてくれるらしく、それもまた「へぇ~」って見てたんですよ。
朗読会について友達に相談(相談?)してたら、有料プラン見てた友達な変なこと言い始めて。


止まることを忘れたオタクの成れ果て。どうしてこうなったのか誰か説明して欲しい。
支援してるのに更新されてるボイスも怖くて聴けてない。リクエストもオタクのエゴの塊を曝け出すのが恥ずかしくて送れてない。バカタレ過ぎる。

これ以上進んだら戻れない気がしてェ………!(既に遅い)

工藤さんのことが気になってからまだ一週間も経たずこの有り様。
勢い任せで生きてるのが顕著に出てて笑うしかない。ってか笑ってくれ。




〜当日の様子〜

[1日目]

1日目の朗読内容はこちら。

きむらゆういち先生のHPへ足を運んで気付いたんですけど「あかちゃんのあそびえほんシリーズ」も手掛けてたんですね?!?!!!

めちゃくちゃお世話になってました(;_;)!大好きでしわしわになるまで読み倒してました……


気づいたらあっという間に当日で大泣き。直前に地方へ出張してたので心の準備ができずにこの日を迎える(満身創痍)
当日の流れも勝手も何もかも分からず、ヤケクソで己の肉体とチケットを持っていざ渋谷へ向かう。

現地の時って脳をフル回転させたいため空腹状態で行くのですが、向かってる途中で腹から轟音が鳴り響き流石にマズいと思い、近くのファミマでinゼリーを秒飲み。店員もその場で飲むんだ…みたいな顔してた(すぐゴミを捨てたくて、、、)

会場へ向かい先に到着されてた方の後ろを付いていき入場。
QRコードでチケット確認後、サイン本の受け取りに整列。スタッフが渡してるのかな~?って覗いたら、本に何やら書いてる様子。
サイン本に名前を入れてくれるとは知らず、ここで工藤さんご本人が数メートル先に居ることに大焦り。

とりあえず「菓ヶ味」という漢字の説明を省くために、スマホのメモにデカく表示させ名前の希望を伝える。
工藤さんに「こんにちは~」って挨拶されたのに、脳がパニクってる状態で名前の希望を伝えるのに必死で「名前、コレガイイ、デス」でスマホを見せて指差したのが完全にゴーレムでめちゃくちゃ後悔してる。本当にすみませんでした。

朗読時のお芝居をガン見したくて後ろの端席を取って一先ず落ち着く。
はい、優勝。何も恐れることはない。それから来場者が来て、開演の時間になる。

空いてる座席を退けるから前に詰めよう!となり、目の前にあった椅子をスタッフさんに渡しに行って陣取った座席へ戻ると、工藤さんと真正面になる空間だけ残して他の方はいい感じに前に若干移動しており、

この時点で ”終わり” を察した。

工藤さんからも直々に「真ん中空いているのでどうぞ」と手で誘導され、成す術もなくド正面に移動。
完全に面接状態で二重の意味で緊張した。集団面接?

どこ見ればいいのかわからないし、めちゃくちゃ目泳ぐし、視線逸らすのも申し訳なさすぎて後ろのスクリーンの布目を見ることしかできない。
周りを見渡しながら話してる時に、正面に私がいるもんだから時々目があったんですけど、緊張のしすぎて固まってるのと体温がどんどん下がっていたので完全に石化。後ろに他の方がいるので変に動いてはなるまいと不動を極めることしかできない。

朗読冒頭、手が震えすぎてるのと脳の処理が停止してたのでページも捲れなくて追いつけず記憶が曖昧に…こんなはずでは…。途中からは流石に落ち着いて自分のペースを保てたので、それ以降は朗読会に没入できてなんとか一安心。

何度か休憩を挟み『あらしのよるに』の本編が終了。
物語の内容や静かな空気かつ座席の関係で終始張り詰めた状態で聴いていました。

17:30頃に読み終わってお開きかな~とか思っていた矢先、
「ちょっと追加で読みたいのあるんで待っててください」と裏へ行く工藤さん。
3冊の絵本を持って戻って来る。え、Extraステージ??朗読に??
「余韻必要ですか?いる?余韻は一旦置いておいて、後で各々戻しておいてください」と観客を置いてきぼりに何を読むか選び始める。
お、おもしれ~男。

そんなこんなで、ある一冊の中の短いお話を朗読してくれました。(何を読んだのか記載していいか不明だったので伏せます)

こういうケツが決まってるイベント事って早く巻いて撤退するイメージかつ、詳細にも18:00に完全撤退の記載があったので、厳守なんだな〜って思ったら主催者本人の工藤さんがギリギリを攻める姿、結構オモロだったな。
締めの言葉が「それでは………解散!」で草。何かの会合だった?

残り5分状態で物販開始。
一番最初に購入された方がボタン?(ボタン…?)を購入されて、何を録音したいですか?とかの会話をしているのを疑問符浮かべながら見ていると、
「後ろで録ってきますね~」と裏へ工藤さんが歩いていく。だんだん静かになる会場。

え、まって、まさか?


\限界だッッッーーーーーーー!!!!!!!!!!!/

異様な光景過ぎてこっちが限界なんだよな〜^(褒め言葉)

先程の叫びが録音されたボタンが壊れたラジオのように永遠にリピートされてるのを手に持って、裏から出てくる姿にめちゃくちゃ爆笑した。
リピートした状態で淡々とボタンの説明をしてて面白すぎる。

これが普通なんですか?普通じゃないよ(怯え)

せっかくなのでチェキ風ブロマイドを購入することに。
サインだけかなと思ったら「なんてメッセージ入れます?」と言われ再びパニック。思考を巡らす脳が残ってないので「あ、なんでもいいです。思いついた言葉でお願いします」とか一番困る答えを返す。

「じゃあ日付と、なんか近くで日本酒フェスやってるらしいからそれ書くね~」
今まで色んな現場でチェキ書いてきて貰ったけど今までにない謎チョイスで笑った。後々、調べたら本当に日本酒フェスやってた。


書いていただいたチェキ風ブロマイドを受取り退場。
こうして波乱の一日が幕を閉じた。




[2日目]

2日目の朗読内容はこちら。


1日目の学びがあるので面構えが違います。もう昨日の私ではない。日々成長!
きっかけをくださったフォロワーさんとも会う予定があるのでルンルンで会場へ向かいます🎶
開場15分前に着くと誰もいなくて一瞬焦った。間違えたのかと思った(不安で開場前に会場に着きたがるオタク)

無事フォロワーさんと合流し入場します。
この日、朗読される本の調達をしていなかった為、手ぶらで聞くか~!と思ってたらフォロワーさんが電子書籍を購入したとのことで秒で購入。最新テクノロジーに感謝。
念の為、入場時に工藤さんへ確認したところ承諾してくださいました!柔軟な対応に感謝!

その後、続々と来場者が訪れ、開演時間になり朗読会が始まります。
何故かみんな工藤さんの正面席を避け着席してて笑った。
「真ん中空いてますけどいいんですか?」って言われても一同首を横に振って断るの笑う。そこだけ一蓮托生しないで。

いきなり朗読会を始めるのではなく、ちょっとした小話をしてくれました。

宿泊予約を取っておらず、その場でカプセルホテル取ろうとしたら15,000円前後するとのことで「流石に……」と悩んでいたら、翌日の早朝から昼までだったら安く済むとのことで、朝まで新宿を散歩することに。

オカマバーのキャストに連行されて3000円払って逃げてきた話とか、自分がお金払ってるのに対応してくれた新人に日本酒のこと力説したりなど、あれこれあったことを面白いことしてるな~と思いながら聞く。ここで工藤さんが日本酒好きなことを知り、前日に書かれた日本酒フェスとの合点がいく。

HUNTER✕HUNTERのキメラアント編に出てくる「ナックル」というキャラクターの【決闘は起きて5時間後がベスト】のポリシーを真似してた時期があったけど別にそうでもなかった話を聞いて、クラピカ理論といいオタクってそういうのあるよなぁって安心した。
因みに会場の半分がH✕H未読らしくて驚いた。マジ……………?
本気で面白いから機会があったら読んで欲しい………あわよくば舞台も見て欲しいありえんぐらい面白いので…



そんなこんなの話をしつつ、朗読会が開始。
前日の『あらしのよるに』本編と違いスピンオフが纏められた話だったので、テンポはかなり軽かったです。加えて歌舞伎版もサクサク読み進めてくれました。

1時間弱早く終わり一区切りがついたところで、
「追加で別の読みますね」と裏へ行く工藤さん。
知ってたすぎる。余韻はなんとかしてくれとのこと。最早、余韻の有無を聞いてこない。

1日目に読んでくださった絵本のシリーズから一本、別の絵本から一本追加で朗読。
両方ともコメディ要素強めのお話でした。大人になって改めて聞くと面白いなぁと感慨深い。同じ本を読んでも小学生の時と今では受け取り方が全く違うので。

絵本を読んでもらっている際、小学生の時に下級生向けの絵本室と中・上級生向けの図書室があって、カーペットが一面に敷いてある絵本室にぺたんこ座りして片っ端から絵本を読みまくってたのを初めて思い出しました。
まぁ小学生の時なんて遥か昔過ぎて定かでは無いんですけど!

2日目は時間に余裕があり、朗読後は来場してた方同士で少し談笑したり、物販購入の際に工藤さんとお話されてる方が多かったです。

他の方のいいね欄を見る行為「尊厳破壊」を日課にしてる私ですが(最悪)、先日工藤さんが『劇団四季 ゴースト&レディ』の公演詳細ツイートをいいねしてるのを見て「もしかして観劇するのか?!舞台に興味あるのか?!?!」と気になってしまい、物販追加購入ついでに質問させていただいたところ「昔、舞台で演じていたことがあるとのこと」「四季には時間があれば観に行きたい」とのご返答をいただき舞台オタクのオデは感無量。

加えて観劇されたらご感想を何卒…とお願いしてきた。お付き合いいただき大変感謝…(合掌)

因みに私は6月末に観劇予定🎶



その後、フォロワーさんとフォロワーさんのお知り合いの方々と少しお話してから退場。
怒涛の2日間に幕を閉じました。




〜朗読会の感想〜

朗読劇にはこれまで何回も足を運んだことがありますが、朗読会という小さな空間で物語を聴くのはあまりない経験でとても新鮮でした。

開いているページを読み上げるスピードより早く読んで頭に入れて、その後どう読むのか演じるのか音と姿を追うみたいな意味不明な感じで進めてたのですが、ガブの話し口調は特徴があり、視覚で誰が話してると判断つくのですが、前後の文章の内容でこれはメイが話してる!と気づく事が多く、同時に読み進めながら声色で演じ分けてるの純粋にすごいな~って思いました。

会話文が連続であった時に「え、待って、どれがメイ?」みたいなのがあって、後の文でメイの発言かって気づいた部分を読みながら判別してるのが凄くて。

あと、児童書というのもあり普段読める漢字が平仮名に変換されてる部分もかなり多く、読み上げるの大変そうだな…と思う部分もなんなく読んでる姿に心の中で拍手してました(何様)
声優さんなので当たり前なのは存じてますけどね…改めて凄いな〜と。

文章の区切り方、伸ばし棒があるセリフだったり効果音をどのぐらい溜めるか引き伸ばすかみたいな、どの音量で読み上げるか、工藤さんの描く解釈が知れてよかったです。私の場合は先に読んでるので、その比較もできて楽しかったな~。
実際の本を手にしながら聴くと、自分が描く世界との読み手の描く世界の比較が楽しめるのが魅力だなと思います。

あとやっぱり声を張り上げる時、会場の空気がピシャっと肌に鋭く刺さる感覚は会場ならではだった。

別舞台で、客席通路使って役者が舞台へ向かってる最中に声を上げて驚くシーンがあり、全く知らずその立ち位置の座席にいた私は死ぬほど驚いて本気で口から何かが出そうなのを直近で経験したため、本を読みながら朗読を聴くのは、心構えができたので助かりました(?)
ま~~~じで心臓跳ね上がってしばらく収まらなかったので…(泣)

個人的に一番印象残ってるのが、覚悟を決めたガブ。
さっきまでひょうきんな話し方だったのに、穏やかな表情と声でメイに伝えているのが、まるで安らぎを見つけたかのような風に捉えられました。
状況は全く持って危機に瀕しているのに、時間の流れがひどくゆっくりに感じられる噛み合わない状況が好きでした。

ガブに対して「きょうは、なんびき、ころしてきたんですか?」の湧き上がる負の感情を努めて冷静に言おうとしてるメイも印象的でした。
私の中で読んだ時はもう少し感情が荒らげてると考えていたため、工藤さんの読み聞かせで自分の意思とは反して抑えきれずに口から出てしまったという風に見えたこのシーンは新たな視点を得られた気がします。

『あらしのよるに』ってifストーリーがあるって知らなかったんですけど皆さん知ってました?
その中の短編集の第5章。ぶっちゃけ一番好きでした。(地獄の民)
工藤さんの朗読もあってか一番心が踊った。死が直面してる時ってあんなに穏やかなんだって。
物語に身体の中をぐちゃぐちゃにされるような、引き摺るような感覚を残す結末が大好きなので本当にありがとうございます(???)

歌舞伎版は朗読というより、演劇を見ているかのような身を乗り出してしまう程の見応えがありました。表情、身体の動き、波打つような読み上げ方、千変万化する姿に目が離せませんでした。舞台経験があったからかは分かりませんが、より熱を感じて見入ってました。
あと、大型絵本のページを捲る音、やっぱ好きだな。

1日目に来場された方の殆どがサイン本を手に取っていたので、本が持つ古き良き紙の匂いが会場に漂っているのが、相乗効果を感じて個人的にはとても好きでした。ページを捲るたびにふわっと紙の匂いが新たに漂うのも良かった。小さな静かな会場だから得た効果かと。




〜まとめ〜

好奇心第一で生きてる人間とはいえチケット取った後も行くかどうかギリギリまで悩んでました。

そもそも存じ上げてから1ヶ月も経ってないドにわかであるのと、他現場の経験上で小さな会場だと新規勢だってバレるのが分かっていたこと、成人向け声優さんに直で会うのは初めてだったことなどなど………
色々自分の中で初めてことだらけでぐるぐるしてたのですが気付いたら渋谷着いてたので、ここまで来たら行くしかない…!!!ということで会場へ向かいましたが、行ってよかったと心の底から思います。

子供以来離れていた『あらしのよるに』とこんなに向き合う機会そうそうないので、余すことなく物語に浸ることができて貴重な時間でした。
子供の頃にお世話になった物語を大人になってから改めて知ると見える景色も意味も違いますね。

きっと心の中で読んでもその違いや物語を楽しめたと思いますが、演じる人間が大大大好きな故、今回は朗読していただいたことによって、自分の目で直接見れること、例え同じ演目を開催したとしても今回現地で味わったのは2度とない瞬間であること、唯一無二の経験と時間と思い出になりました。

個人的にですが本編と歌舞伎版の朗読を聴いて、舞台で上演するに当たり、時間も描写の幅も様々なことが限られている中で、本編をそのまま描くのではなく、物語のどの要所を選択するのか?どう歌舞伎らしさを組み込めるか?どう物語の緩急をつけられるか?どう場面転換するか?を垣間見ることができて勉強になりました。
これは朗読という枠の中で、違うコンセプトで創られたこの2つの本を読んでくださった工藤さんのお陰で得た視点です。ありがとうございました。
まさかここで自分の中に還元されると思わずめちゃくちゃ嬉しかった。

歌舞伎版読んでる時のタプのシーンで「笑ってもらおうとしたけど失敗したなぁ〜」って言ってたんですけど、顔に出てないだけでめちゃくちゃ面白かったです!!!!!笑
観劇中は命懸けなので、コメディ要素差し込まれて心では笑っていても顔に出ないんですよね……
個人差はあると思いますが、真剣に観てる時に笑うとペースというか空気に乱れが生じてメリハリが無くなってしまうのが得意ではないので、セルフイロモネアやってます………

事前に知ってたり多ステして笑っていいところとか分かっていれば大丈夫なんですけどね〜難しい!


またまた個人的な話ですが、何らかの媒体を通してクリエイターさんのことを知る場合、向こう側は全て架空だという感覚でいることが多く、実体をこの目で確かめるまでは夢だと思っているのですが、今回実体を観測した時に「人間で安心した〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!(究極感想)」になった。
私の悪いところなんですけど良い意味でも悪い意味でも神格化しやすいので………実体観測有無で特段何か変わる訳ではないのですが、なんかすごく安心した(謎)

あとやっぱり感想や応援してる等を肉声で伝えられるのって本当に貴重なんだなって………涙
やっぱ声デカくして言った方がええ!!!!!(個人の見解)


スタッキングチェアに2時間半座ってましたが腰と尻が崩壊せずに済んで、舞台オタクで良かったなって改めて思います(^ー^)v🎶 嘘ですけど🎶
まぁ、立川ステージガーデンで1公演4時間弱をマチソワしてますからね………全然嬉しくねえ〜!


それとマジで直近発表でびっくりしたのですが『歌舞伎版 あらしのよるに』が今年の12月に上演されるとのこと。これって運命じゃん。観に行きます🎶
純粋に歌舞伎観に行きたいし!すごい偶然だな



ちなみに『音楽劇 あらしのよるに』も8月下旬に日生劇場で上演される。
音楽劇と名を打ってるだけあって生演奏強くない?!!絶対見応えあるじゃん!!


8月はね〜〜〜別のミュージカルに予定の抑えを食らってるので、もし空いてたら観に行きたいな……………
会場なんてとっくのとうに抑えてるはずなのになんで8月~9月上演決定発表のみで、公演日程は隠すんでしょうね〜???オタク暇だと思われてる???(某庭球ミュの悪口です)


それはそうと、私は一週間以内に名前呼びのリクエスト送らなきゃいけないんだよなぁ(白目)
あと一週間で間に合う?お手数おかけしますが健闘を祈ってくれたら嬉しいです……………

工藤さん毎月何かやるらしいから、今後もタイミング合えば足を運びたい所存。日程だけは早めに出していただけるとオタクはとっても助かる…!
年末までおおよその予定埋まってるオタクが何言ってんだって話ですけど!!こじ空けますので!!!!!

全ての巡り合わせに感謝!見守っていてくれた友達とフォロワーさんに大感謝!
ここまでお読みくださりありがとうございました!

大切にします🙏

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