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記録と記憶

みなさん、こんにちは、こんばんは。はりねずみです🦔
「記録と記憶」の話をします。

数日前に母からこんなラインが来ました
「近所の○○さんの娘さんが、「昔、はりねずみお姉ちゃん(私)に遊んでもらったんだ!」って言ってたよ。その話題があったから町内会で○○さんと仲良くなれたよ〜〜ありがとう😊」

・・・○○さんって誰だろう。記憶にない。本当に私かな?

ズーーっと考えてて、数時間後、ふと思い出した。
そうだ、私、遊んだわ・・・!

遡ること、中学生(か高校生)のはりねずみ。1人で下校中。
近くの広場で一輪車やら遊んでいる3人組のちびっこ(推定小学1〜3年生)がいるではないか。
はりねずみは小学5、6年生の頃に一輪車に鬼ハマりして、片足で一輪車を漕ぐ「片足ペダル」という技まで身につけていたのだ。久しぶりに披露したいなぁ・・・。

🦔(うずうず)
🦔「一輪車貸して〜〜〜姉ちゃん、凄い技できるから!」

ちびっこ「いいよー」

みんなに一輪車を披露してご満悦なはりねずみ🦔
4人でキャキャしていると、ちびっこ3人の誰かのお母さんであろう人がこっちを見てる。怪しんでいる。

🦔「あ、あの、向こうの家に住んでいる△△です・・・!」
お母様「あらー、あそこの。」
ちびっこ「えー、どこ住んでるのー?」
🦔「そこの、サンタさんの飾り物がある家だよ」
ちびっこ「え!!あのサンタさんのお家なの?!o(^▽^)oワクワク」
🦔「・・・ちびっこたち、遊んでくれてありがとう!また遊ぼうね!」

一輪車したさに小学生に声をかけたなんて、完全不審者。
ちびっこのお母さんに申し訳なくて、逃げ去るように家に帰った。

次の日

ピーンポーン

チャイムで目を覚ます。朝10時。パジャマ。ドアを開ける。

・・・ちびっこ3人組

ちびっこ「え、お姉ちゃん、まだパジャマなの?おっそーーい」
🦔「・・・?!ん?なんで家知ってるの?!」
ちびっこ「サンタさんの家って言ってたじゃん!」
🦔「そっか・・・なんか用事だった?」
ちびっこ「だって、また遊ぼうって言ったじゃん!!!」

なんてことだろう。
社交辞令の「また今度」を真っ直ぐに受け止める
純真無垢なちびっこたち・・・
・・・私にもこんな時代があったのだろうか

🦔「5分待ってて。準備する!」

その後、近所の公園で鬼ごっこ(全力)、水遊び(全力)、シャボン玉(全力)
して遊びましたとさ。

・・・これだわ。
まさか私の不審者行動が十数年越しに母の役に立つなんて。
相手のちびっこは大学生になったらしい。今でも私の名前を覚えてくれていたらしい。なんかスゴい。


言われないと思い出さなかったであろう記憶。
でも、実際に起こっていて、相手の記憶には残っている。ふしぎ。


たまに「自分はなんて不幸なんだ」「何にも思い通りにいかない」って思うことが私にはある。
「なんで毎回、目の前で赤信号なるの!!」とかね(笑)
でも、そんなわけなく、人生を正確に記録する装置があってパパパって統計とか確率とか出せたらなら多分「50%」くらいなのだろう。

でも、部分的にしか覚えてないし、印象に残ったことだけ覚えているから「いつも」「毎回」とかって思ってしまうんだろうね。

記録をしよう。

楽しかったことや嬉しかったことを。
こんなにも毎日楽しいことがあるんだって思い出せる。
良くないことが起こっても
「今日は」ちょっぴり運が悪かった日。「いつも」「毎回」ではない。

記録して、素敵なことを記憶しておこう。

しあわせに生きていたいよなぁ🦔

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