共産主義とはそもそも狂信的な新興宗教であることを理解しよう

日本では宗教の話をすることがタブー視されている側面がある。
しかしこれは、忌々しき事態であり、宗教や信仰の話は堂々とするべきなのである。

世界中の国や地域で宗教の話が何故、オープンにされているかというと、どの宗教を信仰しているかによって、その人の道徳的価値観がわかるからだ。
宗教観というのは多くの国では道徳観を形作るものとなっているため、「あなたの道徳観を基礎づけるものはなんですか?」という意味で、「どの宗教を信仰していますか?」という会話がなされるのである。

日本人は八百万の神が加護する信仰心から芽生えた宗教観が自然と備わっている人が多い。
「いただきます」と言ってから食事をするのは、食べ物に感謝するという信仰心の表れであり、「物を大切にする、人に親切にする」ということを当たり前に行うのは正に日本人的な信仰心の表れなのである。


では、共産主義とはなにか。
それは、ありとあらゆる宗教観をなくし、道徳心を捨て、唯一絶対の独裁者の言うことだけを信じて従うという信仰であり、一種の狂信的な宗教なのである。
共産主義は19世紀にカール・マルクスによって提唱され、「みんな等しく平等に幸せになろう」というスローガンのもとで既存の金持ちや権力者を暴力で打ち倒し、独裁者の指導の下で「みんな等しく奴隷になる」というものである。

共産主義は平たく言えば、「暴力によって全ての国の政府、国境を破壊し、世界で一つになり、人々が財産を所有することも否定すれば、皆が等しく幸せになれるんだ」という謎の理論を展開する。
唯一絶対的な独裁者がみんなを幸せにしてくれるから、独裁者だけがすべてを所有し、一般人は全て独裁者に奴隷として支配されることを目指す。
共産主義者とはいわば、「あなたも私もみんな等しく奴隷になろう!従わない奴は暴力で従わせる!」というものだ。
どこかの恐ろしい狂信的新興宗教にしか思えないが、世界中の支配者たちは「自分たちが独裁者となって世界中を共産主義で満たそう」と躍起になっており、その計画の下部組織の一つがダボス会議である。


共産主義は20世紀初頭にソビエト連邦が誕生してから、世界中で急速に嫌われたため、共産主義という名前を社会主義と改め、最近は「新自由主義」とか、「グレートリセット」とか、「新世界秩序」という名前に変えられてしまっている。
アメリカではブッシュ政権が明確に「新世界秩序が必要だ」と公言し、現在のバイデン政権も明確に「グレートリセット」の方針を打ち出している。
日本の現総理大臣である岸田文雄を始め、多くの政治家が「新自由主義」への変革の必要性を説いており、これらは全て、共産主義のことなのである。

共産主義は、共産主義自体が宗教である。
よって、共産主義者たちはあらゆる宗教を破壊することが、共産主義の信仰を高めることになる。
だからこそ、共産主義を貫く中国共産党も国内のあらゆる宗教を弾圧しながら、国外でも宗教の弾圧を行っている。
世界の支配者たちはありとあらゆる方法を使って宗教を破壊するための活動を行っており、アメリカでは既に教会やキリスト教が破壊されはじめており、日本では神社の破壊が進められている。

共産主義は「独裁者こそが唯一絶対的な存在であり、独裁者の下には全ての権利を捧げ、所有権や選挙権を始め、ありとあらゆる権利をなくして独裁者に奴隷支配されることが真の幸せなのである」と信じる狂信的な新興宗教なのである。


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