なぜ日本で薬害問題を軽視されるようになったのか

薬と言うのは恐ろしい。
薬による被害と言うのは計り知れず、しかも長い時間をかけてじわじわと体に悪影響が現れるのである。

薬の歴史は古く、太古の昔から利用されている薬は食べ物や草などを中心に作られていたため、毒性や薬害は少なかった可能性がある。
筆者が知る限りの最も酷い薬害は「水銀で作った不老不死の薬」であろう。
今となっては水銀は「単なる猛毒」なのだが、昔は「不老不死の薬」として、古代の王たちが不老不死を手に入れるために水銀で作ったものを不老不死の薬として信じて飲み、水銀中毒で命を落としてきた。
なお、現代では水銀は単なる猛毒であると認識されているにも関わらず、水銀がワクチンに大量に入れられているのは多くの謎がある。

「薬」というものは本来、「期待する効果が出るもの」であると同時に、副作用と呼ばれる「期待しない体への悪影響が出るもの」がない、あるいは、少ないものが期待される。

だが、「新しい薬」、つまり、「新薬」は「薬」であることを期待して作られてはいるが、「薬」の効果があるものかどうかは誰も分からないものであり、期待する効果が全くない、「ただの毒」である可能性もあるのだ。

これまで、薬の歴史を知らない者たちは、膨大の数の「新薬」が「実はただの毒だった」とのちに発覚して、流通販売を止めている。
つまり、「新薬」というのは、「相当高い確率で、ただの毒」であるのが歴史的な事実なのである。
にもかかわらず、「新薬」は「薬」という言葉に「新しい」という言葉が添えられる。
まずはそのような事実を一般人であるわれわれは知らなければならない。

そして、日本では近年、ますます薬害をわざと隠蔽する世の中になっていることも知らなければならない。

そもそも、厚生労働省という組織は国民を守ってくれない。
国民の命など二の次で、自分たちの保身のためだけに問題を隠蔽する人たちなのだと認識しなければならない。
新型コロナワクチンについても、厚生労働省は責任を回避することしか考えておらず、その態度は先日行われた下記の会議での様子でも明らかだ。

サリドマイドや薬害エイズ、薬害C型肝炎など、過去の様々な薬害問題においても、厚生労働省は薬を承認する当初から、それらの薬に問題があることを知っていた。
そして、様々な団体、国内の製薬販売企業やマスコミなどに問題を指摘されても、「問題ありません」という対応をしてきている。
厚生労働省はわかってやっているから、新型コロナワクチンについても厚生労働省の職員はたった7%しか新型コロナワクチンを接種していないのだ。
厚生労働省は新型コロナワクチンを接種する意味がなく、逆に薬害を引き起こすことを知っていて、わざと差し止めずに広めているのである。

厚生労働省という組織には、「薬」として世に出されるものが本当に「薬」としての効果があるかを判断しない。
体裁だけは、「国民の健康のために」と唄っているが、厚生労働省にあるのは「厚生労働省は間違いをするはずがなく、間違いなどあり得ない。だから、間違いを認めることは絶対にない」のである。

戦後、様々な薬害訴訟が行われ、裁判所による判決が出た場合にだけ、厚生労働省はこっそりと薬害を認めている。
だが、それには多大な時間が必要で、訴えを起こしてから10年以上の時間がかけられている。

厚生労働省は、裁判で絶対に負けない対策をし続けており、近年では更に被害者が裁判で勝ったり、責任を認めさせることは困難だ。
新型コロナワクチンの差止裁判については、そもそも厚生労働省も裁判所もワクチンを製造する製薬会社に買収されており、厚生労働省は不誠実そのものであり、裁判所も審査するつもりがそもそもないのである。

製薬会社に買収されたのは裁判所だけではなく、マスコミも同様である。
20年前や30年前のワクチン被害や薬の被害などの薬害に対して、マスコミは薬害の被害者の側に立って報道してくれていた。
だが、今やマスコミも完全に薬やワクチンを製造販売する製薬会社側に立つようになった。

国も官僚も医者もマスコミも、全部がグルでつるんでいて、情報弱者のわれわれ一般人の敵なんだということを知らなければ、われわれはカモにされ続けるだけだ。

信じる者は巣喰われる。


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