「共産主義は民主的なものだ!」と言われて即肯定できないあなたは共産主義を理解していない

共産主義は過去の遺産ではない。
中国や北朝鮮やキューバなどでは現在も共産主義独裁体制が続けられているもののソ連の崩壊により、共産主義は滅びかけていたと考えられていたように思う。
しかし実際には共産主義は全く死んでいない。

日本でもアメリカでも共産主義は、「社会主義」や「新資本主義」、「グローバル」という言葉に変えて生き延び続けている。
世界で最も影響力を持つ国際金融資本であるグローバリストが世界中を共産主義体制の下で支配しようとしているため、われわれは現在、ありとあらゆるところで結果的に共産主義体制に置かれているといえる。
それゆえ、われわれは共産主義について良く知らんければならないのだ。

共産主義とは共産主義思想によって作り上げられた独裁体制である。
指導者と言われる独裁者による独裁体制なのである。
独裁体制であるから、共産主義は当然に民主主義とは違う。
だが、共産主義者は「共産主義は民主的なものだ」と説明する。
そして共産主義者は、あたかも民主主義を語るかのように共産主義について語る。

さて、あなたは共産主義における「民主的」という意味をご存じだろうか。
共産主義者たちの「民主的」という考え方を理解しておかなければ、共産主義者たちによって簡単に騙される可能性があるので、共産主義者の詐欺に騙されないためにも是非とも知っておいていただきたい。

共産主義における「民主的」とは、指導者を選ぶ際に労働者階級(つまりは、奴隷民)全員の「民主的」総意が「集中」することで、指導者が労働者階級の意思を集約的に吸い上げて反映させるという考え方をとる。
結果的には指導者が独裁をするわけだが、指導者による独裁は、「共産主義という民主集中制によって、民主的に民意が反映された結果によってなされるものである」と考えるのである。

この考え方を理解できるだろうか?
この考え方の詐欺的要素を瞬時に感じることができる人は、共産主義者の様々な論理に騙されることはないだろう。
だが、この考え方は多くの人を騙し、共産主義を崇拝させるに至っている。

共産主義者は目的のためには手段を択ばない。
とにかく「独裁」という目的を達成するためには、ありとあらゆる言葉の詭弁を使い、人々を騙す。
騙されて気付いた時には完全にゲームオーバーになってしまっては、われわれは独裁体制における奴隷にされてしまっているということなのだ。

共産主義者の攻撃の手は様々な詐欺の手法が使われているため、慣れれば判別が容易である。
多くの人が共産主義者の嘘に気付けるようになってほしいと願うばかりである。

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