世界ではクリスマスまでをも破壊されていることをご存じか?

世界中であらゆる価値観が破壊されている。
その一つに、アメリカを中心に数年前から「クリスマス」が禁止されている。

数年前から、アメリカで「クリスマス」を語ることが急に禁止された。
クリスマスシーズンに、街中で飾られるクリスマスを祝う飾りやイルミネーションに書かれた言葉は「メリークリスマス!」ではなく、「ハッピーホリデー!(幸せな祝日)」だった。
そして、クリスマスツリーは「ホリデーツリー」という謎の名称がつけられた。

言葉や文化が奪われていく時、それは徐々に行われていく。
言葉を失うことで意味が奪われていく。
意味が奪われることで、文化が奪われていく。

日本でも、「神嘗祭」と「新嘗祭」という言葉が奪われたことによって、日本人にとってとても大切であった五穀豊穣を祝う心が失われ、米と言う素晴らしい食文化が失われかけている。

日本の文化から「神嘗祭」や「新嘗祭」という言葉が奪われてから急速に日本という国の強さが失われた。
アメリカなどから「クリスマス」が失われることで、どれほどの影響を受けるのかはわからないが、人々の結びつきやつながりが急速に弱まる一つのきっかけになるのではないかと、筆者には思えるのである。

歴史の支配者たちは、自分たちの正統性を主張するために、過去の歴史を修正してきた。
その時に使われる手法が、言葉を失わせることによって意味を失わせたり、言葉を変えることで意味を変えることであった。

グローバリストたちは「地球の環境を守るため」と「新型コロナウイルスなどのパンデミックから人々を守るため」という目的を大義名分として、「キャンセル・カルチャー」と「グレート・リセット」を掲げてきた。

グローバリストたちは既存の伝統文化を破壊する破壊行為を「キャンセル・カルチャー」と呼んで正当化している。
宗教を否定し、道徳を否定し、倫理を否定する。
人々のつながりを強めるものについて、全て否定するのがキャンセル・カルチャーであり、それは正に共産主義そのものである。

共産主義者のプロパガンダに騙されて、われわれの大切な文化を黙って奪われてはいけないのである。

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