岸田文雄の「脱マスクへの見直しに着手表明」を冷ややかに分析してみる

岸田文雄首相が新型コロナウイルス対策のマスク着用をめぐり、基準の見直しに着手すると表明した。

これを聞いた時、まともな精神を持った人であれば、「いよいよ脱マスクの方向に進むのか!」と思うことだろう。
政府の強烈な洗脳によって、「みんなが二重マスクをしないと怖くて街が歩けない!」と思う人もいるようだが、「つけてもつけなくても関係なくない?だったら、自由でいいじゃん、つけなくてもいいじゃん。」と思う人も増えているようだ。

だが、この記事にある通り、岸田文雄の言い方に注意してもらいたい。
この男は究極的な「何もしない男」である。
以前、「思考停止は単なる自堕落が産んだ結果である」ということを解説したが、岸田文雄は頭のてっぺんから足のつま先まで、「思考停止」しているだけでなく「一切行動しないためのごまかしの言葉を並べる」という、不誠実がネクタイをした生命体である。

普通の人であれば「脱マスクに向けて検討を開始する」と言うところ、岸田文雄は「脱マスクに向けた見直しに向けて検討に検討を重ねていきたいと強く心に誓う思いであります」と言うのだ。
岸田文雄は何かの行動を求められても、いつも必ず「強く思う」と言うだけであり、有言無実行ではなく、無言無実行、つまり、何も言っていないから何もしないのである。

岸田文雄は総裁選の時も何も言ってこなかった。
周囲の圧力によって、「何としてでも、これはやれ」というものでさえ、「実行するにあたり、全力で表明したいと強く思いであります」と力強い言葉で言うだけである。
これもよく考えてほしいが、「実行することを全力で表明する」とだけいうだけであり、しかも「表明したいと強く思っている」だけだというのである。
そしてその期待通り、岸田文雄は首相に就任してから総裁選の時の姿勢を180度変えて利権に走ることとなった。

岸田内閣発足当時の岸田文雄の足かせであった安倍晋三は銃弾によって暗殺されてしまった。

岸田文雄は自身の政権が発足当初から、国民の視線を一切無視した政策をつき進めてきた。
そこに来て今回の「脱マスクに向けた見直しに向けて検討に検討を重ねていきたいと強く心に誓う思いであります」という謎の表明を行った。
「ハシゴ外し」ならぬ、「ハシゴをかけたフリをして実はかけていませんでした」作戦が得意な岸田文雄。
一体、脱マスクに向けてどのような迷走をしてくれるのか、冷ややかな目で見守ろうと思う。

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