追悼、安倍晋三様

追悼、安倍晋三様
あなたは多くの国民に慕われたまま、街頭演説中という公務中に暗殺されてしまいました。
さぞかし無念であったことでしょう。
あなたの死を惜しんで、多くの国民は悲しみに暮れ、そして今、多くの者があなたに献花を捧げています。

小泉純一郎内閣によって日本が破壊され、あなたはその後に総理大臣になられましたが、日本の破壊は止まらず、その後、自民党による腐敗政治に嫌気がさした日本国民は民主党を政権として選んでしまいました。
民主党政権によって日本の破壊が加速したことに、あなたは立ち上がってくれたと私は感じました。
2012年にあなたが街頭演説に立ち、「美しい日本を取り戻そう!」と語ってくれた時、心から日本の復活が果たされると期待しました。
しかし、あなたは様々な反対派勢力によって攻撃を受け、就任当初の勢いはみるみるうちに消えていきました。

私はすぐにあなたに落胆しました。
あなたが受けた攻撃を全てわれわれ国民に打ち明けてほしかった。
日本政治の腐敗を一掃するため、あなたの敵となっている者たちの全てをさらしてほしかった。
そして、それらの勢力と戦うことをわれわれ国民に訴えかけてほしかった。
何故あなたは、われわれに協力を求めてくれなかったのですか?

あなたにはもっと、日本を変えることができたはずです。
なのに、あなたは保身に走ったのではないでしょうか。
民主党が決めた消費増税についても、あなたは何年か実施を見送ってはくれましたが、結局は超不景気での増税という国民経済の破壊行為にも手を貸しましたね。

私はあなたが羨ましかった。
私があなたの地位にいれば、あらゆる日本政治を腐敗に導いている構造を国民にさらけ出し、国民に目覚めて立ち上がることを呼びかけられたはずです。
中川昭一さんなどを除いて、他の政治家は1ミリさえもそれをやってこなかった。
しかし、あなたはとても勇気をもって立ち上がってくれた。
今まで他の政治家がしてくれなかったこと、日本人の誇りを取り戻すための活動をしてくれました。

あなたが訴えた「美しい日本を取り戻そう」と言った意味は、アメリカや中国などの言いなりになり、主権を失ってしまった現状から、本来あるべき姿である「主権国家日本」を取り戻そうと意味だったと、私は理解しています。
あなたが様々な主張を日本国民に代わって代弁するたびに、多くのマスコミに批判され、隣国などから批難されました。
それにも負けずにあなたは戦い続けてくれたことを、多くの日本人が感謝しています。

日本には大和魂、武士道精神があります。
武士道とは死ぬことと見つけたり、と語った人がいます。
それは、誠の志を理解してくれる仲間を見つけ、その意思を継いでくれる者たちをみつけたならば、仲間と一体となって誠の志を遂げよう、その為ならば死も惜しまない、そのような誠の志と仲間を見つけることこそが武士道であるというものです。

私は2012年のあなたの演説を聞いて、まさにその武士道を感じ、期待しました。
あなたにはその武士道を貫いてほしかった。
なのに何故あなたは晩年、保身に走ったのですか?
何故、国民に期待させるようなことを中途半端に続けたまま、様々な売国政策を黙認し続けたのですか?
あなたは歴代首相の家柄に生まれ、総理大臣にもなれたという、強い力をもって生まれました。
あなたなら、この国の汚れ切った腐敗を一掃して美しい国を取り戻す一歩を踏み出すことができたはずです。
あなたはそのような強い力をもって生まれたのに、何故自分の保身を一番にしたのですか?
腐敗構造を暴露せずに黙認した行動は、内閣総理大臣という立場からすれば、腐敗を助長する行動だったのではないでしょうか?
何故あなたは国民を信じて協力を求めてくれなかったのでしょうか?
あなたには国民をもっと信じて、腐敗と戦うことを訴えてほしかった。
あなたにはせめて、強い声でもって「コロナワクチンはおかしい!」と訴えて国民を守る声をあげてほしかったのですが、あなたは結局死ぬまでそれについては口を閉ざしたままでした。
あなたにはコロナワクチンで多くの日本人が死んでしまうことがわかっていたのではないですか?
なのに何故、一言も声をあげてくださらなかったのでしょうか?

日本人は武士道精神を持ち合わせていると信じています。
私はあなたが本当はもっと「美しい日本を取り戻す」ために、正面から戦いたかったんだと信じています。
あなたの意思を多くの日本人が武士道精神によって受け継いだと信じています。
あなたの死を無駄にせず、あなたの屍を乗り越えて、私たちは日本人として、「美しい日本を取り戻す」ための戦いを続けます。

天国から日本人の戦いを見守っていてください。
そして、私が天に召されたときは、宜しければあなたがどんな苦労を背負っていたのかを教えてください。
その時は労をねぎらいながら酒を酌み交わさせてください。
最後に、安倍晋三様、日本人として日本に多大な貢献をしたくださり、誠にありがとうございました。

以上をもって、追悼の言葉とさせていただきます。

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