安倍晋三元首相が銃で撃たれたことについて思うこと

2022年7月8日午前11時半ごろ、安倍晋三元首相が奈良県の大和西大寺駅付近で街頭演説中に散弾銃で撃たれた。
本件記事はそのニュースが入ってきた正に1時間後くらいに書いているので、事件の詳細は分からない上で書いていることをご了解いただきたい。

まず、暴力で政治を変えることは許されない。
たとえ、数々の売国行為によって日本を傾けてきた張本人であったとしても、テロのような暴力行為は民主主義国家においては、決して許されない。

こういった事件が起こると、大衆の感情は「暴力は許されない!テロを許さない!」と言った強いものに流される。
確かに、実行犯は単独で安倍氏を襲ったのかもしれない。
しかし、そうでない可能性もある。

実行犯は鉄砲玉として、どこかの組織に使われた可能性がある。
それ以上に筆者にとって不可解であったのは、多数のSPが見守る中、何故犯行が行われたのか、改造された散弾銃をどこで手に入れたのか、安倍氏が演説当時、安倍氏の周辺には多数の者がおり、それらの者には当たっていないのだ。

報道によると、実行犯は3メートル離れたところから数発、銃を発射したという。
まず、3メートル先に立つ人を狙うのは簡単ではないはずだ。
しかも、演説中の安倍氏の周囲には多数の人が居る。
そのような状況で確実にターゲットに当てることは至難の業のはずだ。

そして、多くのSPが現場で警護に当たっていた中で犯行を成功させている。
実行犯は物凄いハンターだったのかもしれない。
しかし、筆者の頭をよぎったのは、SPが機能しなかったのではなく、機能させなかった可能性はないのか、ということだった。

これまでの歴史上では、暗殺された大物政治家、暗殺未遂にあった大物政治家はグローバリストによって実行され、その結果としてグローバリストの支配下にある政府権力者が利益を得ている。

安倍氏は2012年から2020年に総理大臣を務めた後、在任期間中には行ってこなかった様々な強い主張を発信し続けていた。
例えば、「アメリカとの核兵器の共有をすることで国防を強めよう」といった内容だ。
それ以外にも、様々な国と協力して国防力を高めるような行動に力を注いでいた。

安倍氏が総理に就任していた当時、就任直後は国防について歯に衣着せぬ発言を行っていたが、そういった発言はすぐに沈黙するに至った。
安倍政権で行われた政策の内容の多くは国民を苦しめるものであったが、それはグローバリストの息のかかった多くの国のトップに共通するものだ。

そして、グローバリストが政治介入する国では、愛国者政治家がクーデターという暴力によって失脚したり、暗殺未遂にあって亡命したり、暗殺されてしまうということが起こり、その後必ず、グローバリスト寄りのリベラル派が政権についている。
まさに今回の銃撃という事実は、グローバリストの「いつもの手口」に見える。

現在の岸田政権は既に、グローバリストとズブズブの政権である。
2022年7月8日の2日後は参議院選である。
岸田政権の実際の支持率が低いことを考えると、安倍氏が銃撃されたとなれば自民党としての同情票も集まる。

事件の背景や詳細は分からない。
これはあくまで単なる筆者個人の想像であることをご留意いただきたい。
だが、大抵の大事件は様々な背景があることを考えると、今回の事件も単純な事件には思えないのである。
マスコミはこういう事件について、実行犯個人にだけ焦点を当てて報道するだけで、事件の大きな背景があってもそれについては絶対に報道しない自由を行使することにも注意したい。

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