人生の一番大切なことは漫画・アニメが教えてくれるものなのかもしれない

世の中は陰謀をたくらむ極悪人が善人面をして巨悪な犯罪をあまりにも大規模な規模で平然と行っているために、様々な悪事が正当化されている。
筆者は日頃より、そのような社会問題を、個々の社会問題を通じて指摘している。

そのような社会問題の根本は、そもそも大多数の人たちが漫画やアニメに出てくる主人公のように、巨悪に屈せずに戦うような者たちであれば、社会問題は起こらないはずである。
社会問題が語られるとき、「背後にはディープステートがいて、ディープステートが悪いんだ」などと語る者も多いが、それは社会問題の構造が全然わかっていないといえる。
別に彼らが指摘するような「ディープステートと呼んでいる者」が悪くないわけではない。
そうではなく、そういった者たちに群がって甘い汁を吸う者があまりにも多いため、それによって巨大なピラミッド構造ができる。
ピラミッド構造に組み込まれた者たちの多くは、自分がピラミッド構造に組み込まれていることに気付かないか、気付いたとしても「みんなやっているから問題ない」と言って、問題から目を背ける。

そのような小さな悪事にさえも屈せず、戦う登場人物が描かれるのは、漫画やアニメくらいだろう。
筆者は幼少期は様々な漫画やアニメにはまったが、高校生や大学生になるころにはほとんど興味を失い、「漫画やアニメのような子供を対象としたものを見ている場合ではない」と思って、様々な分野の専門書を読み始めた。
ありとあらゆる分野が欺瞞に満ちていて、一体どこを基準にすれば、正しいことに行きつくのだろうかと、まるで腐海の海に迷い込んだような気がしたものだ。

そして今、振り返ってみれば、それらの迷いを断ち切ってくれるのが、漫画やアニメなのではないだろうかと思うのだ。

スレイヤーズというアニメがある。
欲に忠実な主人公のリナ・インバースは、やると決めたら必ずやる、ほしい者は絶対手に入れる、行くっていったら行く、食べるったら食べる、逃げると決めたら逃げる、と実に自分に忠実だ。
だが、リナの凄いところは、何か問題に直面すると、誰が何と言おうと、自分の信念を曲げず、たとえ一人でも立ち向かうところだ。
とんでもない問題が発生しても、自分一人ででも解決してしまおうと、問題に挑んでいくのだ。

これをアニメの中の人物だからと馬鹿にできる人は、もう心が腐りきっていると断言できる。
たとえ誰もが「まぁいいや」という問題に対しても、「誰が何と言おうが、私は間違っていると思う。だから私は間違っていると主張するし、間違いを正すために戦う。」というような清々しく心の強い人に現実社会であったことがあるだろうか。

リナが歌う同アニメのリナのメッセージはこうだ。

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傷つくことは怖くない、だけど決して強くない。
ただ何もしないままで、悔んだりはしたくない。
GoGo!走り続ける、誰にも(私を)止められはしない。
未来への自分へ、今の自分が存在する理由を届けたい。
(※英語部分を筆者が意訳)

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筆者はリナ・インバースのような強さを手に入れたいと思う。


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