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信用・価値・通貨

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人間関係の基本であるが、経済面から捉えた論考である。現在進行しているデジタル化(情報化・知識化)も絡めて考察する。
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価値・信用・通貨:第一話

1 近代国民国家は、理念(近代性)・言語・通貨の統一により確立した。その実体として、国家の…

加賀正男
3年前
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信用価値の創出と循環:文章 - 03

此処から先の人間社会では、「情報化と知識化」が更なる水準の向上を伴いあらゆる分野に浸透し…

加賀正男
3年前
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信用価値の創出と循環:文章-07

安全保障と経済ブロック(今後本格的に出現してくるであろうと予測する)には密接な関係がある…

加賀正男
3年前

信用価値の創出と循環:文章 - 06 追記

ーBについて 人間社会の経済規模が広域で巨大になり「信用価値(通貨)」の統制に「大きな課…

加賀正男
3年前

信用価値の創出と循環:文章 - 06

此処2年間程「中共ウイルス」に悩まされてきた人間社会である。日本国内では相変らず「感染者…

加賀正男
3年前
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信用価値の創出と循環:文章 - 05

現状において先ず考えねばならないことは「何か」であるが、国民が、「経世済民(政治経済全般…

加賀正男
3年前

信用価値の創出と循環:文章 - 04

既述で、GAFAの先験的な状況から「情報化と知識化」における「信用価値の創出と循環」に従来とは異なる様相が生じてきていることが理解されることに言及してきた。 所謂「情報通信基盤」は、各国にて構築(要素であるハードウェアやソフトウェアを製造できる国や企業は限られている)されている。各国で実現されている「情報空間」は標準化された情報通信規約により「統合」されている。この「情報空間」では、近代国民国家における領土等の制度概念は無く、中共のように「壁(ファイヤーウォール)」が設けら

信用価値の創出と循環:文章 - 02

此処まで巨大化した人間社会で、同一人間精神のなかで同居している「明るい部分」と「暗い部分…

加賀正男
3年前
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価値・信用・通貨:第二話

人間社会は、今は中共ウィルス(COVID-19)のパンデミックを管理可能な状態へ移行させようと躍…

加賀正男
3年前

価値・信用・通貨:第三話

現在進展している情報化・知識化の動きは、私も初期の頃に企業でこの仕事に従事していたので、…

加賀正男
3年前

価値・信用・通貨:第四話

信用価値情報(通貨)の二面性について考察する。二面性とは、通貨(flow:*1)と資産(stock…

加賀正男
3年前
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信用・価値・通貨:第五話

経済における実体価値を生み出すことを更に深堀してみる。生み出された実体価値が、現在では金…

加賀正男
3年前

信用・価値・通貨:第六話

先述した論考で「信用価値」の出自は、人間関係の信用に起因するとした。人間集団の規模が大き…

加賀正男
3年前
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信用・価値・通貨:第七話

通貨のデジタル化(情報化)に関して、「貨幣論」に繋がる論考を先に記したが、現実的に考えればそれ程難しいことではない。次のような概念のもとに、通貨の情報化(デジタル化)を行えばよい。 ・日本銀行の通貨発行権は現状の儘とする。 ・日本銀行は、「日本通貨銀行(一行のみ)」を設立して通貨(情報通貨:円)を「通貨情報基盤」を構築し発行し運営する。 ・日本通貨銀行は、当座預金とその当座預金間の円(情報通貨:単位は一円から数字のみ)の移動(交換)を行う。つまり、日本国民や公的機関及び