英語学習法

「英語」を勉強すると聞くと外国の言語を学ぶ。とてもハードルが高いと構えてしまう事があるのではないだろうか? 

今思えば私は中学3年生まで「日本人だから日本語使えればいい」と開き直り「英語」の勉強から逃げていた。小学校低学年の頃から家の近くにあった英会話教室に通っていたのだがその苦い経験が影響していたのかもしれない。

英語を小学校で習う機会が当たり前にある今の時代とは違って、30年前は英語教育は中学校から習うものだった。

今でもトラウマ級に覚えているのが英会話教室の先生に9グラフに単語を出し合ってビンゴゲームをするという授業があった。

私は頭が真っ白の中、振り絞って出したが「UFO」である(笑 

先生「困惑気味 あ、あーーー。でもそれは英語じゃないね」

私(じゃ、何も出てこない 無理!ヒントも出してくれないのかよ)

その日が私の英会話教室に通う最後の日になった。(3年間通塾)

時は流れ21世紀

PC,スマホ,ゲーム,インターネットは普及し、海外の情報が欲しい時に得られる便利な時代。今でも指で操作できるタッチパネルの技術には驚いている。

情報が近い分、海外との距離もとても近くなっている。

➀グローバル化、ジェンダーレス、コミット、○○ファースト、エビデンス正直日本語で表記した方が良いのではないかと思う表現もたくさんある。

②身近な外来語と言えば テスト、ペン、テキスト、ノート、メモ。

③興味の領域ではエイム、リスポーン(スポーン)、キル、スキル。

④部活動では、ユニフォーム、ファースト、セカンド、サード、フライ、スイング、ヒット、シュート、ゴール、セーブ、パス、レシーブ、サーブ、ライン、ジャッジ、イエロー、レッド・・等

私が英語教育を行う前に自分たちがどのくらい英語(外来語)に囲まれて生活しているのかと自身に興味を抱かせる方向へ持っていく。 

②は日常生活で聞き流せるほどお馴染みの英語

③はゲーム中によく使用する英語

④ルールを知ることで活用できる英語

それらの意味は自身で理解している訳である、つまり何度も聞き流す、触れる回数が英語勉強法への第一歩となるわけだ。

子供たちにグローバル化!ジェンダーレス!と熱弁したところで?である。

つまり適正年齢に応じて身のまわりと絡めて英語に触れることで自然と興味を抱く可能性が高く、それがのちの英語教育に繋がってくる1つの道ではないだろうか?

レシーブってどんなことする人? ボールを受ける つまりレシーブは「受ける」という意味に繋がる。

エイムが弱いとは 敵に弾が当たらない つまり 「狙い」が安定しないという風に落とし込むことができ 学習者としてはだったら他の用語はどういう意味になるのかと「興味」が出てくるかもしれない。

「死語」とされている言葉にも外来語は入っていた。

ナウい=now(今)ので 今っぽい、流行りに乗った

チョベリバ・チョベリグ=超very bad・ 超very good とても悪い・とても良い

○○ナウ(なう)=now 

ディスる=dis(軽蔑・非難する)単語の頭に付け加えると 否定の意味

グロい=グロテスク(気持ちが悪い)

そう考えると結構積極的に外来語を使用している若者が大多数だ・

このような身近な英語を 日本語で説明させることで意識を芽生えさせることも英語教育の一つだと私は考え、英語の授業に限らず学習する意味でゲームの内容としながら遊び、学びへと導いていきたい。

p.s. 冒頭で幼少の私が発言した「UFO」は

Unidentified(正体が確認できない) Flying(飛んでいる) Object(物体)の頭文字から成り立っている。

仮にU.F.Oの正体が明らかになれば UFOとは呼べなくなる。。

さしずめ

IFO=Identified(正体が確認された) Flying(飛んでいる) Object(物体)

とでもなろうか

名護校 教室長 Jun


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