「博物館の少女」著・富安 陽子

「博物館の少女」ー怪異研究事始め 著者・富安陽子 出版社・偕成社 出版年・2021年12月                         富安陽子は素敵だ。                             最近この手の本が多い(怪異、異世界、摩訶不思議)ミステリーでもないが、謎の事件がおこり、謎解き探偵役が少女やら少年。もう理ずめで解決できる物語には魅力はないのか、密室は解明され尽くしたのか、謎がおきる空間は、現状ではもう残っていないのかもしれない。すべてが コンピューターで解き明かされ、AIがあっという間に調べ尽くす時代では、解決できない現象のほうに惹かれるようになったのか、書き手が減少してしまったのか?????はてはてと半分嘆きながら、小野不由美の怪異などなど読むが、この本 また違う感想でいいねぇ~ 出版社が偕成社なので、児童向けと思われるようだが、読み応えはあるし、イカル、トミの少女たちの、真っ直ぐさに気持ちが明るくなる。あっという間に読んでしまった。

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