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#本屋になりたい日記0821 独立系書店のはじめ方 第3回

東京はゲリラ豪雨がすごかったみたいですね。
みなさん大丈夫でしたか?

私は独立系書店のはじめ方 第3回 に参加していました。
「本屋 象の旅」の加茂さんがゲスト講師です。

数字などの内容には書けないのですが、
【本屋は基本的に好意的に受け止められる
嫌われることの少ない仕事】
という発言が心に残りました。


私が今やっている仕事は不動産業です。
電話応対の多い部署を渡ってきたので
対面の接客経験がかなり少なく、
一方で電話の愛想はやけにいい自信があるので
前職はクレーム対応に駆り出されがちでした。

仕事柄、相手は電話開始時から強い不満を抱えている方が多く、基本的に相手から好かれない仕事のように感じます。
前に友達から面と向かって「不動産は悪徳な商売」と言われたこともありました、、笑

むしろこれ以上お客様に嫌われることがないので、気楽に堂々と電話口で話せる自分もいます。
それがいいのか悪いのかはもうわかりませんが…


前職(加茂さんも前職不動産とのこと)と今は仕事が全く違うが、実際やってみてどうかを聞いた際に

「今までは対面での小売ではなかったので、目の前にいるお客様に感謝する機会が増えた。買った本の感想を後日教えに来てくれたり、こんないい本と出会わせてくれてありがとうと言ってもらえると嬉しい」
というような趣旨のことをお話ししてくれたことが印象的でした。

こんないい本と出会わせてくれて、と私も言われてみたい。

2月に象の旅さんへ行った時の写真。
暗くなるとガラス張りの店内がよく見えました


地名が出てくる

後半のグループワークで今までの経歴を話した時、「お話の中で地名がキーワードでたくさん出てくるんですね」と1人の子に言われました。

みなさんのお話を聞いていると、
誰かとの出会いや仕事での印象的な出来事の話が多いように感じます。
確かに私の話はエピソードの中に地名や場所が多く入っていました。

本がある場所が好き
→場所作りがしたい
→物理的に場所を維持できる仕事とは…?
という理論で、不動産業界に就職。以前のnoteにも書いた

以前のnote

以前のnoteにも書いた、
場所、空間、故郷のようなものが
物理的にも精神的にも欲しいのだろうなあというのを、グループワークの中で再確認しました。

そして改めて感じた、自分の考えていることを話すことが苦手であること。
改めて紙を見てみると
今までの経歴や概要は簡潔に書かれていても、
その中に私の「気持ち」は何も書かれていませんでした。

この話せないこと、うまくいえないこと、考えているのかも自分で怪しい気持ちの部分に
言語化できない「本屋さんを作ることでこうなりたい」が含まれている気がします。

本屋さんってみんないい人そう

に見えるのは私だけでしょうか。
本屋、特に独立系書店の店主さんは
その人を目指して来店する方がいるくらい
魅力的な方が多いように感じます。

魅力的な人っていろいろですが
人との出会いがたくさんある人
生き方に指針が定まっている人
人が好きな人だと私は思います。


一方で参加者の1人が感想で言っていた「グループワークの中で人が好きというワードが出てきていたが、人が好きと本屋は直結しない。人を喜ばせる根っこってなんだろう」

という言葉は、私のような者にも本屋ができるだろうか…と密かな救いになった気もします。

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