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雷雨の洗礼とポークフィレのパイ包み

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。今日はヘッセン州は祝日。午前中まではお天気も良く晴れたのでみな車で外に出かけていました。我々は逆張りでご近所をちょっと走ったりのんびりと。昨日まで忙しかったので家でリラックス、つまりダラダラと呆けて充電しました。外の緑をみてディスプレイ凝視の目に休暇を進呈。

家の緑も少しお世話です。残念ながらうちには庭もベランダもないのですが、窓辺にプランターを置いています。そこにに植えた「日本の花絨毯」という種のミックスを買って蒔きました。一つ二つかわいい花をつけたのを愛でています。タネの袋に印刷してあるイメージは黄色の花々が咲きみだれていましたが、なぜかピンクと白です。

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色は予想外ですが、小さな花が健気に咲く姿に癒されます。好みです。

夕方は段々と雲行きが怪しなって雷雨。雨がザアザアと降り注ぎ稲光と遠雷が鳴りひびきました。嵐がさると空気はひんやりして気持ちのよい夜になりました。

SNSを見ていると今日のお天気のような風雲急を告げるニュースが英国から飛び込んできました。

旅行の自由が妨げられず帰国後隔離の必要がないグリーン🟢国からポルトガルが外れたというのです。

観光業が大切なポルトガルは困惑。一応英国は「変異株が検出されているため」と理由をあげましたが決定はロジカルでないとポルトガルは反論。しかし英国はさっさと6/8の4時からと決定してしまいました。

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この変更が英国から発表された瞬間ブリティッシュエアウェイズの持株会社IAGなどは5%株価下落。またLCC含む欧州系の航空会社も4%ダウン。

ポルトガルが国外観光客を受け入れると発表し、英国もポルトガルをグリーン国に入れてからそれーっ!と今シーズン500便増便したらしいですから、いきなり腰をおられた感じです。

現在の赤、アンバー、グリーン国のリストはこちら。


英国はすでに成人の半分が完全接種を終えおり、ワクチン接種率は非常に高いのに観光に英国人が暖かな気候と太陽を求めて南下する民族移動?にブレーキをかけた形です。

政府は21日にロックダウン都市封鎖を完全に解除する計画なのでポルトガルで浮かれて騒いだ人がウイルスを持ってこないように万全を期すということでしょうか。

それに英国では最近3月以来の新規感染者の伸びが確認されているんですよね。ワクチン打って大丈夫!かんぱーい!みたいな空気が新規感染者の上昇に繋がっているのかもしれず。

百万人あたり換算の比較データを見ると確かに微増してドイツと近くなっています。日本はずっとさざ波ですが、一時の増加より着実に下降して感染拡大を抑え込まれた状態。ワクチン接種が進むとこのまま下降するでしょうね。ドイツは下がるのか上がるのか微妙なラインですな😅

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R値、実効再生産数(effective reproductive number: R)の比較
R値が1未満であれば、感染は終息する流れです。英国は最近1 を上回り続けています。日本とドイツは接近していますね。日本のほうが下降トレンドで順調ですね。

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ワクチン接種は英国がなんといっても優等生。1回以上ワクチン接種者も5割超えの英国です。

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完全ワクチン接種者も高くて人口比ですでに38%。

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stringency 厳格度指数です。英国は6/22にはロックダウンの度合いをさらに下げ日本レベルに近づくと思われます。

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色々な事象、対策、ワクチン戦略、全て先頭を走っている英国の動向に今後も注目です。


さて本日はよしおさんのふわっとしたリクエストでお料理を作りました。

ポークフィレをマンテル(コートのこと、料理では何かで巻くこと) で巻いてほしい。マンゴルト(フダンソウ)も巻いてほしい。キノコのクリームソースで食べたいなとのご希望。

残念ながらマンゴルトは売っておらずほうれん草で代用。

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私もよくわからないまま、なんとなく作って焼いたのがこちらです。

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ふわっと完成♪

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よしおさん、🍷ワインはしっかり決めていました(笑)ポークフィレにあったようです。

独ラインガウ、アスマンスハウゼン、フランケンタール2017(シュペートブルグンダー)

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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊

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