ゲーテと雄牛と見張り塔
グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。今日は青空が広がる気持ちのよい一日。美容院に出かけたついでに少し前後でお散歩(ショッピング)をしました。
まずはゲーテ広場にてゲーテさんにご挨拶。フランクフルトはヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
Johann Wolfgang von Goethe
(1749- 1832) の故郷。なので生家のゲーテハウスがあり、その近くには名前のついた広場があり、ゲーテの銅像があります。
おはようございます🌞とゲーテさんにご挨拶。ゲーテは今なら文豪として有名ですが、ご本人はどちらかというと自然科学者としての業績で歴史に名を残したかった人です。でもそっちじゃなかったんですよね。人生ままならぬものですが、この時代のインフルエンサーはとにかくなんでも秀でてしまうため、ゲーテも肩書きに事欠きません。ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者(色彩論、形態学、生物学、地質学、自然哲学、汎神論)、政治家、法律家…。ゲーテがツイッターをしたら呟きジャンルが幅広すぎて読む方はカオスになりそうです。(笑) 豊かな才能が羨ましい!ただ天才は深く考えられるのでそれだけ悩みも深いでしょうけれど。
フランクフルトのシュテーデル美術館にはクラシカルな『カンパーニャのゲーテ』や
アンディ・ウォーホルのポップなゲーテにも出会えます。フランクフルトにお越しの際はご覧くださいね。↓
ゲーテさんにご挨拶の後は雄牛詣でです。
証券取引所なので相場の象徴雄牛と熊がいます。雄牛としばし見つめ合いました。
“強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく” (ジョン・テンプルトン) そうですが、一体私は何を買えばよいでしょうね…と尋ねてみたものの…目力強めの雄牛さんはただ寡黙に強気で見つめ返すのみでした。
そしてエッシェンハイマー塔をチラ見。
この塔は フランクフルト歴史散歩〜ロートシルト公園と城壁跡の緑地帯でもご紹介したインネンシュタットにある見張り塔です。城壁で囲まれた時代には40くらいあった見張り塔ですが、エッシェンハイマー塔だけが残っています。
地図でいうとこの茶色の丸印のあるところです。
昔の地図で見るエッシェンハイマー塔です。堀を渡り橋を渡らないと中に入れなくなっているのがわかります。
最後に美容院でカットを済ませて近くの噴水に癒されました。ちょうどお掃除したところでとっても綺麗。
カイザープラッツ、皇帝広場にあるカイザーブルンネン(Kaiserbrunnen)カイザーの噴水といい1876年にフランクフルトの銀行家ラファエル・フォン・エルランガーが創設した噴水です。
現在の場所は青色丸印の部分です。
どこも普段よく通る場所ですが、ゆったりした気持ちでフランクフルトの歴史を感じながら歩くと楽しいです。
それでは
最後まで読んでいただきありがとうございました!
Bis dann! Tschüss!
ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?