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ナポレオンの験担ぎ 鶏のマレンゴ風

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。

今日は第3アドヴェント、クリスマスはもうすぐです。早い…今年は予定も立てづらくプレゼントもあまり買えないですが、あれできないこれできない、あれ不安、これ心配と文句ばかり並べてもウイルス🦠さんが減るわけじゃなし、仕方ありません。

幸いハードロックダウンでも食品や日用品のお店は開いています。(薬局、ガソリンスタンドも)また夜間、昼間問わず外出禁止などもありません(ホットスポット地域は別)

なので備蓄もしつつ、日々美味しいものを食べて幸せ&健康を大切に日々過ごそうと思っています。

そんな今日はPoulet Marengo 鶏のトマト煮込みを作りました。この料理はナポレオンがマレンゴの戦いで逆転勝利した後食べたのが始まりと言われています。時は1800年の6月14日。ナポレオンがイタリアに進軍中、ピエモンテ州アレッサンドリア南部のマレンゴでオーストリア軍を破ったのがマレンゴの戦いです。あとにありあわせでおかかえシェフのデュナンは周囲で手に入れられた食材からこの料理を作ったとされています。かなりの辛勝の逆転勝利だったからかナポレオンはこの料理を「勝ち飯」として気に入って験担ぎに毎回の戦いの後に作らせたということです。

これを食べてコロナにも克つ!と言いたいところ。

よしおさんまた一羽買ってきてしまうの巻😅 多分オリジナルも一羽単位だったでしょうし。

鶏さん、ごめんね🙏

解体するのであります。

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その他の材料です。白ワインも使いました。

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マレンゴの戦は当時は勢力を拡大するフランス共和国対隣国の君主国は脅威。君主国は同盟を結び攻めるフランスに戦いを挑むということを何年も繰り返していました。ナポレオンはエジプトやイタリア方面を任され軍人としてフランスに勝利をもたらす英雄に(エジプトではイマイチ) フランス国内での権力掌握に向けてキャリアを重ねていたときにあたります。

この有名なサン=ベルナール峠を通りアルプス越えが5月で、マレンゴでの勝利の1ヶ月前。

それにしてもやたらかっこよく描いてもらいすぎの絵…。それも老練なイメージ戦略ですね。

シェフのオリジナルのマレンゴ風は鶏の他に卵とザリガニを使いますが、ザリガニはないのでむき身の冷凍エビで気持ちザリガニ感(笑) を出しました。卵は目玉焼きではなくてポーチドエッグにしました。

伝統フレンチだとハート型に切った焼いたトーストを添えるのですが、今日はイタリア風のチアバッタです。

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ナポレオンの験担ぎにあやかって、コロナに克つ!といきたいところ。

よしおさんの本日のワインはフランスの白ワインでした。

仏ロワール、ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー 2018

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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊



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