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新しい耐熱皿で初ラザニア!とドイツの5年電力生産量比較

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。

今日は家でのんびり過ごしました。腕立てや軽いトレーニングで身体を動かしたり、本を読んだり動画をみたり、リラックスした週末でした。出不精ともいいますが。笑

晩御飯なのんびりラザニアを作りました。赤ワインでなく白ワイン、缶詰トマトでなくトマトピューレでイタリア風ラグーに近づけます。

昨日に続きよしおママにいただいた耐熱皿が活躍しております。

オーブンへGo!

完成です♪

はふはふ。出来たてのラザニアは美味しいですな〜

熱々がまた美味しいですね〜

よしおさん本日の赤ワインはイタリアのピエモンテ、バルベーラ・ダルバ。ラザニアとあったようでご機嫌さんでした。


そして今日もインストールしたアプリ、Electricity Maps で遊びました。🇩🇪ドイツにフォーカス。

ドイツの部、電力生産量の5年データを追ってみます。2018年から2022年です。

まず前提としてドイツは原子力発電を撤廃することに決めておりフェードアウトさせる政策です。原子力発電に大きく依存するフランスとの違いです。また石炭、特に褐炭発電が多いのが積年の課題です。そのため風力にかなり期待を寄せています。ドイツは太陽光より風力が主力。バイオマス、水力と続きます。風力は風が強く、平地が多い北部、東部で風力発電が多い傾向。再生可能エネルギーを産業の柱にしようと熱心です。一方でもとから原発炉をもつ南部バイエルン州とはこの再生可能エネルギー政策で州政府同士バチバチやっています。ドイツは連邦共和国なので、連邦中央政府に対し州政府の裁量も大きいのでエネルギー政策で対立することも。

さて前置きが長くなりましたが
2018年の電力生産量です

石炭が圧倒的。うち褐炭は二酸化炭素排出量がさらに多い

2019年の電力生産量

石炭が減り風力が伸びました。足りないところはガスで。ガスのほうが二酸化炭素排出量は低いです。

2020年- 過去5年で最優秀な年

なんと風力が石炭を逆転。かつ原子力も順調下げて脱原発モード継続

2021年は再生可能エネルギー発電ピンチ!2020年に比べて極端に風が弱く、さらに日照時間は前年比で大幅に減少したというダブルパンチ🤜🤜

不名誉な石炭が風力を追い抜く状況。

そして、2022年 (エネルギー)戦争ただし暖冬

ロシアによるウクライナ侵攻。侵略戦争であり、エネルギー戦争。せっかくできたノルドストリーム2からは全くガスがこないまま、ドイツはエネルギー脱ロシアを宣言しました。相当な痩せ我慢で結局石炭がまた伸びて、環境活動家からは猛批判

風力は2020年の発電量に近づくも、原子力発電を減らす中不足は石炭で補う格好。


石炭への依存度も21年より22年が増えてしまい3割超、二酸化炭素排出量の8割を超えてしまうのでした。

炭素強度でみてもは2022年は2019年レベルに後退したまま。とはいえ電気は産業にも家庭にも必須。苦しい苦しいドイツです。2023年がどうなるのか、もう少しガスを増やして石炭が減らせないのか。洋上風力、太陽光などはまだ伸びるのか引き続き注目したいです。

最後に今日のドイツです

電力生産量

本日の消費量


それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊

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