見出し画像

地中海風のマチェスサラダ

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。

今日は金曜日で魚の日🐟。春のニシンを使ったサラダを作りました。

ニシン漁が解禁されるのは5月末から6月初めにかけて、漁場はデンマークからノルウェーの沖の北海です。産卵前の若いニシンは脂がのって美味しいのでこの時期な旬です。それらはオランダで生み出された製法である塩と魚の膵臓の酵素を使ってわずかに熟成させて食べられることが多いです。

よしおさん情報によると、今年は天候不順でなかなか脂ののったニシンがとれなかったけれどもオランダで今年のニシン、が流通しはじめたというニュースをみたらしく、急に食べたくなったようでした。しかも、(北海でとれたものを) 地中海風にして食べたいというのです。

ドイツでも海に面している北ドイツではこの若ニシンのマチェスはよく食べられています。ただしもう少し酸味が強くマイルドな味わいが好みの場合さオランダの塩熟成タイプのマチェスが最適です。

昨日スーパーで探すとマチェスは解凍もので空振りでした。

場所を変えて、毎週金曜日に出る朝市で唯一の魚を売っているスタンドへ行くとありました〜

「あのぅ、新しいマチェスはありますか」ときいたら「オランダ🇳🇱産のこと?あるわよ」とあっさり見つかりました。

画像1

オランダ🇳🇱シールを見逃しませんぞ!

ドイツ語のNeufang =新キャッチの下にオNieuwe Vangst とありどうやらドイツ語と同じことが書いてある様子。お姉さんの言葉を信じることにして購入です。

画像2

確かにすごく脂が乗っていて、酸っぱさは控えめで旨味がありました。ただこれだけを食べるとクセが強いのでだから玉ねぎや酢の物でさっぱりとしたものとあわせて食べられることが多いです。

今回もその玉ねぎは外さずに、赤玉ねぎのスライスをマチェスと合わせました。地中海風なので、トマトやオリーブ、ハーブ、ガーリックを混ぜます。その他はワインビネガー、エキストラバージンオリーブオイル、塩胡椒です。

画像3

バゲットと合わせて出来上がりです。

画像4

ただ切って混ぜただけなのに、ハーモニー最高!マチェス美味しいと喜んで食べてくれたのは嬉しかったのですが、どうしてそこまで気に入ったのか狐につままれたような気分です。

ただ脂がのっている青魚は食べているうちにくどく感じますが、玉ねぎのほかに野菜の酸味とうまく合わさり、後味もさっぱりとしていてまさに夏にぴったりのサラダでした。

よしおさんが今回あわせたのは独 ラインガウの白ワインです。

アスマンスハウゼン、 “ブラン・ド・ノワール” 2018(シュペート・ブルグンダー)

画像5

こちらもマリアージュは成功したようです。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?