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「空気」を読まない善行のパワフルさ

何度も書いてきましたが、空気を読むことは「いい」こともあります。
日本人にとって利益があるから今まで存続してきているわけで、
例えばマスクをすることひとつにとっても空気を読むからこそ足並みを揃えることができることはあると思います。

しかし同時に、空気を読まなければいいことができないのはちょっと違うなと思いはじめています。
例えば外国の方が善行(例えば落とし物を拾うとか、大丈夫ですか?と声かけるとか)は大抵が空気を読んだ行為ではなく、「個」から出た「善」の行動力です。
私もそのような場面に居合わせるとドキッとしたりその姿にはハッとさせられるものがありました。

個人が考えた「良い」を周りを気にせずにできる強さ、素敵だなと思ったのです。空気を読まずに、パッと反射的に行動できる。
かっこいい!と思いました。

ひとり一人が多くのためを考えて個人ベースで行動するなんて夢のように思えるかもしれませんが、そんな成熟した個でできた社会っていいなあと思っています。


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