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夫婦だからこそ「プレゼン」をする重要さ

先日、「webライターとして頑張りたいのに、主人が応援してくれない」というツイートを見かけました。

ツイートは、家事と育児、仕事の合間に在宅でwebライターを始めた主婦の方からでした。私もwebライターとなって4年目をスタートしていますが、webライター界隈では、たまにこういったツイートを見ます。

発信者の方の過去のツイートを見ると、朝早くから執筆して、寝かしつけをした後も執筆して…。そんな風に自分で時間を作りながら、コツコツと続けられているそう。
その姿をパートナーも見ているはず。なのになぜパートナーは、背中を押さず応援してくれないのでしょうか。

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理解してもらいたいのに理解されない、は至るところに

「パートナーに理解してほしいのに理解されない」ことは、日常の至るところで起きています。

例えば「旦那が家事を手伝ってくれない」や「子供の世話を一緒にしてくれない・気づいてくれない」ということも掘り下げていくと、冒頭のツイートと同様なのではないでしょうか。

結婚した当初は家事を手伝ってくれていたのかもしれない。子供が生まれたばかりの時には「一緒に育てていこうね」と約束したのかもしれません。

でもその約束が長続きしないのです。

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「なんとなく理解してもらう」では理解されない

冒頭のツイートでは、「「webライターで稼ぐなんて夢みたいなことを言うな」とも言われました。私は頑張りたいのに、どうしてそんなひどい事をいうんだろう」と続いていました。

ツイート主はwebライターで頑張りたい。でもパートナーは応援してくれないどころか否定的なことを言って邪魔をしてくる。

それはもしかしたらパートナーが「なんとなく理解している」状態だからでかも。

何か行動を起こしたくて、身近な人に協力してもらいたいときに、なんとなくの理解度で解釈してもらうと、その協力は長続きしません。

なんとなく理解しているだけでは、協力してほしい側が何を求めていて、どのような言葉や環境が欲しいのか深いところまで分からないからです。

例えば、今回のように「相手に理解してほしい。わかって欲しい」という場面はビジネスの場面がよく見られます。

上司や取引先などに求めていること・進行していきたいことを理解してもらい、場合によっては金銭面でも技術面でも応援(助けて)もらうことはビスネスでは不可欠です。

そのときに赤の他人同士が、会社の利益に向かって強力しあうには、こちらの要望や希望を理解してもらい、同様に相手の要望を深く理解する必要があります。

こちらは理論的に説明し、かつ相手の感情を動かして協力してもらうように説得するしかないのです。

理論的に説明し感情を動かす方法として有効な手段とは「プレゼン」です。

「プレゼン」は夫婦間、私生活でも重要

プレゼンはビジネスだけでなく、私生活や学校生活など、普段の生活にも活用できます。

プレゼンテーション(プレゼン)とは、情報伝達手段の一種。聴衆に情報を提示して、理解を得るようにするための手段である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/プレゼンテーション

wikipedia

冒頭のツイートの状況であれば、どのようなプレゼン内容がパートナーの心を動かせるのかな、と私なりに考えてみました。

まず相手に上手く伝わるプレゼンにするために、必要な情報を揃えます。
プレゼンでは、『主張(結論の場合も)』→『現状』→『仮説』→『根拠』→『手段』→『結論』の順で話す事が有効です。

【主張(結論)】
・webライターで頑張る・稼ぐことを認めて欲しい

【現状】
・現在webライターで稼いでいる月給を平均で出す
・1日、1週間、1ヶ月の稼働時間を集計
・1日に書ける文字数と稼働時間から計算した月で書ける文字数
・得意分野は何か
・自分が持っているものはwebライターの中でどのくらいの付加価値があるのか
(・webライターとして活動することで、私生活にもメリットになっていること。デメリットになっていること(例えば、精神的に満たされたやこづかいが増えた、デメリットは家事が疎かになったなど)
・同時期に同じジャンルでwebライターとして活動した人がいるなら、その人の動向もチェック)

【仮説】
・得意ジャンルでもらえる記事・文字単価は○○円。ここに自身の付加価値がプラスできれば、◯◯円になる予定。1日で書ける文字数で◯◯円稼げるようになる

【根拠】
・同ジャンルのなかで、私の付加価値はニーズがある
・他と差をつけるために、今◯◯を取り組んでいる。またはこれから勉強して取得していく予定

【手段】
・勉強方法は◯◯。資格をとるならこの期間に受ける

【結論】
・今の現状とこれからの仮説で、必ず目標額稼げるようにするから、webライターとして活動することを認めて欲しい。

必要な資料を用意して、順を追ってプレゼンしていくことで相手も理解しやすくなっていきます。
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自分が楽に過ごせすようにプレゼン力を磨こう

「相手に深く理解してもらえない」時は、意外と自分も深く理解していないケースが多くあります。

プレゼン資料を揃えながら、自分自身と向き合うことで、相手がなぜ理解してくれなくて、何を伝えれば感情を動かすことができるのか知ることができるでしょう。

プレゼン力は人との関係を良好的に進めていく手段として大いに活用できます。

日頃からプレゼン力を身につけておくことは、自分が楽に過ごせる手段となってくれるでしょう。

最後まで読んで頂きありがとうございます!