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中学受験の振り返り

入学式も無事終わり、
ぶーは、毎日学校に登校し、野球部にも仮入部し、友だちもできたようです。
さすがに家に帰ると、「疲れたー」とグッタリ。先日は帰りの電車で寝てしまい、乗り過ごしていました。
でも、体力もストレスも慣れれば大丈夫のはず、これからの学校生活、楽しみです!

やっと落ち着いてきて、ゆっくり中学受験を振り返ってみることができるようになりました。

ネットコラムなどでは、中学受験を持ち上げたり下げたり、いろいろな記事が毎日上がります。なるほどと思うコラムもありますが、ある特定の結果を取り上げて、不安をあおるようなものもあります。中学受験を終わってから読めば、それはわが子には当てはまらない、とか、冷静に読むことができます。が、中学受験に挑戦中は、そんなコラムにいちいち反応して、動揺し影響を受けることもありました。

中学受験はわが子にとって是か非か。
結局のところ、ずっとわからないまま、悩みながら、迷いながら、やめようとと思ったことも何度もありましたが、中学受験に進んで、そして終えました。

結果、第一志望校合格したことで、周りからは肯定的に受け止めてもらえ、私も褒められることが多いです。中学受験、成功。そう見えるでしょうから。
でも、今思うのは、中学受験に成功も失敗もない、ということ。ぶーを見て、まだ何も成功してないし、失敗もしていない、そんな感覚です。
中学受験してよかったか?
今のところ、YES。
親の目線からは、目標に向かって最後まで走り切った息子の姿は、もちろん誇らしいし、その成長を見れたことは喜びです。

でも、遊びたい!もう勉強嫌だ!と泣いたこともありました。塾の宿題もやり切れず、叱ったこともありました。ここまで演習問題やったら、公園行っていいとか、交換条件出して、やらせたことも。私とケンカして、親友の家に逃げ込んだことも。受験なんかやめてしまえ、と怒鳴ったことも。テキストをゴミ箱に捨てたことも。そして、夫婦ケンカに発展したことも。それを見たぶーが傷ついただろうことも。いわゆる中学受験の闇は、もちろん、わが家にもありました。
それが、合格したことで、帳消しにはならない、と思います。

だから、合格してもなお、中学受験を本当にすべきだったのか、しないほうが良かったのかは、わからない。すべきなのかどうか、どうせ正解なんてないのだから、正解を探すのではなくて、やる意思が子にも親にもあり、その道が子ども自身がキラキラして見えたのなら、やってみてもいいんじゃないかな、と思います。

中学受験をしなかったら、どうだったかはやはりわかりません。もっと公園で遊べただろうし、私もぶーを怒鳴ることもなかったかもしれないですが、苦手なことにがむしゃらに挑戦する姿は見られなかっただろうと思います。

結局、振り返ってみても、正解はないし、わからないし、
ただ、ここから新たなスタートをきったぶーを、心から応援して、さらなる成長を楽しみにする、それだけなのかも、と思います。
今でも、第一志望校じゃなくて、第二志望校(わが家は第一志望校以外は全部第二志望校)に行ったとしても、ぶーは同じように楽しく通ってると思います。あえて言えば、それが私にとっての中学受験の成功といえる点なのかもしれません。

中学受験はコスパが悪い、というコラムもよく目にします。コストパフォーマンス、、、中学受験はお金がかかります。これはほんと!ビックリするぐらいかかります。ただそれだけです。パフォーマンスは不明です、ぶーのやり切った達成感と自信、そして笑顔ぐらいでしょうか。親としては、それで十分、そう思えるぐらいの予算で挑戦してみるのがよさそうですね。

さぁ、まだまだこれから学費がかかります!
私は頑張って働きまーす。そして、ぶーもそのうち思春期であまり喋ってくれなくなるかも、だから、ぶーの話も貴重と思って、よく聞くようにしようと思います。

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