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メロディヘェー?

1月10日金曜日、NHKのBSで「小さな恋のメロディ」を放映してた。ほぼ日本でのみヒットした映画らしい。以前にも何度か観ているのだけどアナ雪2の予約をしたので最初の30分ほどしか観られないのだけど観た。1971年の映画でその頃のロンドンが舞台だけど、ロンドン地下鉄区分のゾーン1・2内なら何となくならわかる程度になってから観るのは初めてで、トレイシー・ハイド扮するヒロイン、メロディのおうちがLambeth Rdの近くで、ジャック・ワイルド扮するちょっと不良の同級生と主人公マーク・レスターが学校帰りに遊びにいくのはウエストエンドでトラファルガー広場やレスタースクエアやその周囲のちょっとアダルトな通りだった。


マーク・レスターのママとダンナ(マーク・レスターのパパ)に「あの通りに家が売り出されていたわ(買わない?的な顔付き)」「パキスタン人が住んでたとこか?(興味ねぇ)」「…(憤慨した風)違うと想うわ」って場面がある。クイーンのフレディ・マーキュリーはパキスタン系の移民かなんかで「ボヘミアンラプソディー」で「パキ野郎」と言われてた。60年代から70年代前半のことだろう。つまり、その頃の英国、ロンドンではインドアーリア系移民にはそういう態度が普通だったんだろう。ちなみにこの映画は学校の先生がスリッパで尻を叩くお仕置きをする。体罰だね。今だとこのエピソード、そここそが重要なテーマでなきゃ入れないね。


アナ雪2、あんなふっとい一本道のようなストーリー展開なのにくっそ、泣けた。CG、肌の質感がシリコンみたいで柔らかいお人形が動いているみたいだ。かわええ。横顔のバランスが気に入らんけど。着ているモノの生地の質感と重さが素敵。そして動かしすぎない、自然に揺れてる。髪の毛もちょっと揺れる程度、必要に応じて大きく動くけど。ありがちな「なんかいっつも微風が吹いてね?」的な髪の毛が細かくやたら揺れるなんてことがなくて素敵。技術だけじゃなく演出にお金がかけてあって何度もやり直しも出来る予算で作っているんだろうかな。


きっと幸せになりますよ(私が