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敗北していく世界

「主張を通すこと」と「主張を理解してもらうこと」は同じとは限らない。スタートが同じだったとしても主張の「理解」を得ることがやがて主張を「通す」行為に変化していく。「理解」は賛否の二者択一とは別の話だろうと思うのだけど黒白つけたがる世の中で活動は「否」を許さない方向に進んでいくこと甚だし。結果的に活動に対して世の中はクレーマー処理のような判断をしていく。主張は通っても理解は進まない。そんなの、勝利ではなくオウンゴールしての敗北だろうと思う(いや、相手をTKOしたけど反則してね?的かな?)。

まあ、長く維持されてきた社会システムにおいて凝り固まってしまった概念を解くのはそう簡単ではないのだろう。クレーマー扱いでも主張が通ったように見えるのは風穴が開いた状態なのかもな。それで無理解のままタブー視、腫物扱いにならなきゃいいんだけど、難しい気がするんだよ。徐々に腫れものだらけな社会が構築されてきてる気がしちゃうんだよ。

きっと幸せになりますよ(私が