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もう人工知能が出てくる設定は安易に採用すべきじゃない

昨日はひどい映画を観た。出ている俳優さん達を気の毒に思いたくなる位にあんまりなのでタイトルは伏せるけど、例えば↓こんな小説がとうの昔にあるのに関わらず、

幾ら近年、A.Iが人類を超える日が来る=臨界点(シンギュラリティ、今の予測では2030年代には人類の知能をA.Iが超えると言われてる)が話題になり、その時のA.Iは人類をどう扱うのか?を、いかにも人間的な感情を媒介した考えで語られる風潮があったにせよ、あれはない。稚拙すぎる。プログラムを読み込ませて再起動させる場面のやり方も既に自立したA.Iに対して有効だとは思えない。何十年も前に製作されたWAR GAMEの方が遥かにA.Iを理解していた。

A.Iについて最低限の勉強もせず上っ面をなぞって↓のような映画(他にもいくつもあると思うけど挙げきれない)からアイディアを拾ってフランケンシュタイン・コンプレックスとマッドな理想家(理想社会の実現のために暴走する人物も割とよく出てくるキャラだ)を組み合わせて、でっち上げた代物だと思ってしまう。

観る側はいいんだ、最低限の知識がなくたって。でも、制作側はあまりに不勉強すぎると底が浅すぎて内容が薄っぺらく子供染みてしまう。テーマ的にも多くの作品があるので、見劣りがどうってレベルですらなくなる。ググったら概ね、酷評で流石に安心した。これを高評価してしまう世の中でなくて良かった。どうしてこうなったかは知らんけど、制作に関わった人(出演した俳優さん達含む)の心が折れるので、今後はちゃんと作ってくださいね。

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きっと幸せになりますよ(私が