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ウォーマシンMK4を始めよう(3Dプリンター製ミニチュアを始めてみよう)

プライベティア・プレス社のミニチュアゲーム、ウォーマシンMK4は従来のメタル製および、プラスチック(PVC製)から3Dプリンターでレジンを出力する方式に変更されました。

3Dプリンター製になる事で、造形の細やかさは格段に良くなりましたが、新たな問題も発生しました。
そちらについて、少しお話ししましょう。

・問題①

3Dプリンターでは造形の細やかなモデルを一括で出力します。なのでモデルは1体成形されることになり、3Dプリンターによく見られる、パーツとパーツの繋ぎ目に糸状に残るレジン樹脂を除去してあげる必要が出てきました。ヤスリやピンセット、モデリングナイフなどで簡単に除去は出来るのですが、除去後にその部分は真っ平ではなく、小さな出っ張りが残るため、綺麗さを重視される人は気にしてしまいます。またやすりをかけやすい場所でもないので、どうしても気になってしまうポイントではないでしょうか。

またレジン樹脂残りは、除去が難しい位置に限って残っていたりします。パーツ分割しないことへの弊害かとは思われるんですが、これはいつか、技術的進歩が解決してくれるかもしれませんね。

問題②

先ほども言いました通り、造形がすこぶる良いのですが、そのせいか、アグレッシブなモデルも多く、スポンジなどの運搬用に向かない場合があります。
筆者も最近はマグネットを裏面に貼り付ける運搬をしており、スポンジには向かないなと思うこともあります。

問題③

3Dプリンターは良いものですが、3Dプリントのミニチュアは、プラ製、メタル製に比べると、やはり弱いです。問題②にもある様に、スポンジなどに強めのテンションで詰め込むと、折れる可能性は大いにあります。あくまでプラ、メタルに比べて折れやすいと言うだけで、普通にゲームする限り、折れることはありません。メーカーも理解している様で、素材を調整しているそうです。

現時点でのベテランとしてのアドバイス

3Dプリント品はしっかりとした収納を必要としています。プラ製品と同じ考えは捨ててください。収納にお金をかけたくない人には不向きです。

3Dプリント品は折れやすいですが、砕けることはほぼあり得ません。折れた状態で綺麗に接着できます。しかも現在の運搬では折れるこすらなくなりました。

3Dプリント品だと買い控えている皆様、手にとってみても良い頃ではないでしょうか?

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