見出し画像

横歩取り青野流研究 △52玉76飛車型

GW中に対局した将棋の振り返りと研究を行なっていきたいと思います。

「研究勝負」「空中戦法」「序盤早々乱戦」

みなさん、横歩はさしますか?横歩にどんなイメージを持っていますか

おそらく、上にあげた印象をあげる人は多いのではないでしょうか。


横歩取りは私の好きな戦法の1つであり、

飛車角が序盤早々に向かい合うスリリングな将棋は、観る人の心を

揺さぶると同時に自分が指すとなると怖くて指しきれない

という人は多いのではないでしょうか?

しかし居飛車党にとって、横歩をさせるようになると戦法選択の幅が広がるのは確かなことです。

また、横歩取りは最近のプロ棋戦でも徐々に復活傾向にあり

藤井2冠も先手で横歩取りを選択することも多いので今後も目にすることが多くなってくると思います。

画像1

先手横歩取りで現在有力とされている、青野流をご紹介します。

上図は先手が▲34飛としたところです。

後手から△33角としてくれれば、青野流の変化になりますが後手からも

指し手が多くありその1つ1つに対応する必要があります。

ウォーズなど短時間の将棋でよくされる印象があります。

①45角戦法

②38歩〜44角

③33桂戦法

④相横歩取り

⑤41玉

⑥42玉

などが候補手です。34飛の時は後手の手も広いですから

指される可能性があるということを念頭にしておく必要があります。

青野流に対する後手の対抗策も多くありますが、

今回は52玉、76飛車型を取り上げます。



32手目同歩に変えて同銀も難しいようでした。

28角成〜26歩を嫌がったのですが▲64歩も筋中の筋の突き捨てであり

同馬37角の変化は先手まずまずのようでした。

本譜は

△67角成に対して58角が悪手でした。。

48金で受かっているようです。

玉の危険度を正確に理解することがとても難しいのですが、

1局1局をしっかりと振り返ることで長期的な

実力の向上につながると信じていきます。


最後までお読みいただきありがとうございました。☀️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?